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手の甲のしびれる原因は橈骨神経?障害されやすい部位はどこ?

手の甲にしびれがある場合は橈骨(とうこつ)神経の障害が考えられます。

橈骨神経の障害ではその他に手首や指を伸ばす力が弱くなってしまう事もあります。

骨折の後遺症としても起こり得るのですが、人間の構造上で橈骨神経が圧迫を受けやすい部位があります。

今回は橈骨神経の障害を起こしやすい部位と症状についてまとめていきます。

手の甲がしびれる原因

手の感覚は3つの神経で支配されており、その中の橈骨神経が手の甲部分の大半の感覚を担当しています。

ちなみに、その他の神経は正中(せいちゅう)神経と尺骨(しゃっこつ)神経で、それぞれ親指~薬指半分と薬指と小指の感覚に分けられます。

今回取り上げる橈骨神経は、二の腕である上腕後面や肘の外側から手の甲にかけての感覚や肘を伸ばしたり、指を伸ばしたりといった運動を支配している神経です。

この橈骨神経が圧迫される事で手の甲のしびれが起きてしまうというわけですね。

ちなみに橈骨神経の運動麻痺の代表例は「下垂手(かすいしゅ)」と呼ばれるもので、手首から先が上にあがらずにダラリと垂れ下がった状態となります。

「うらめしやー。」と幽霊の真似をするような手です。

「サタデーナイト症候群」や「ハネムーン麻痺」って聞いた事ありますか?

土曜日の夜や新婚旅行で男女が一緒に寝るときに腕枕をしてあげると、頭の重みで橈骨神経が通っている上腕の後ろ側を圧迫してしまう事で、橈骨神経麻痺が起こります。

朝起きたら手首から先が上がらなくなってしまい焦る事になります。

みなさんも寝るときには気をつけて下さい。

橈骨神経の通り道

橈骨神経の通り道は、他の腕の神経たちと一緒に首から出て鎖骨の後ろを通り脇の方に向かいます。

その後に橈骨神経に分かれて、二の腕部分(上腕の後ろ側)に周って肘の外側を通り、その先の前腕部分で筋肉の間を通って手の甲に到達します。

この通り道の中で橈骨神経が圧迫されやすい部位は2か所あります。

上腕の後ろ側にある橈骨神経溝という二の腕の真ん中部分と肘の外側にある回外筋(かいがいきん)という筋肉の部分です。

このうち上腕の後ろ側部分で圧迫されると手の甲のしびれが出現します。

回外筋部分では筋肉の間を橈骨神経が貫くように通っていますが、この中に入る前に感覚の神経は枝分かれしているので、基本的にはしびれなどの感覚障害はなく運動の障害だけが起こるのが特徴です。

治療法

治療法と言うほどでもありませんが、二の腕部分の持続的な圧迫が原因で出現した症状は数日もすれば治ると言われています。

特に心配はいりませんが、数日しても治らない場合は首からの影響も考えられるため、整形外科を受診した方が良いでしょう。

しびれはありませんが、手首を反らすや指を伸ばす動きがしづらい場合は回外筋部分での圧迫が考えられます。

回外筋部分での圧迫に対しては、なぜ回外筋が硬くなってしまったのかという所を考えないといけません。

まず、回外筋が硬くなる一番の要因は「使い過ぎ」でしょう。

仕事などでよく指や腕を使う人は、それによって回外筋が硬くなりやすく、特にドライバーでネジを締める作業は、回外筋をよく使う作業になります。

ちなみに回外とは手のひらを表に向ける動きの事で、反対に手のひらを裏返す動きは回内という運動になります。

また、回外筋以外にも同じように回外の動きを行う上腕二頭筋(ちからこぶの筋肉)が硬くなっていたり、筋力が弱い場合も回外筋にかかる負担が大きくなります。

その他にも回内の動きが悪い事も考えられます。

回内の動きが悪いという事は、手のひらを裏返す動きが悪いという事。

手のひらを裏返しにできない人はいないとは思いますが、きちんと肘から先の動きでできているでしょうか?

回内の動きに制限がある人は、肘を外側に動かすようにして動きの制限を代償します。

純粋な回内の動きであれば、肘の位置を動かさずに手のひらを裏返して親指の位置が小指の位置と比べ水平もしくは小指よりも下の方まで動かせていれば動きは十分にあると言って良いでしょう。

このように回外筋が硬くなる要因には使い過ぎがあり、手のひらを裏返す動きが悪かったり、上腕二頭筋などの筋力が弱いと起こりやすいのです。

前腕の筋肉が硬くなっていないかマッサージやストレッチをして対処していく必要があります。

まとめ

手の甲のしびれの原因は橈骨神経の障害が考えられます。

橈骨神経は二の腕部分と肘の外側で少し手首側にある回外筋という部分で障害を起こしやすいです。

しびれ自体は二の腕部分での圧迫で起きますが、回外筋の部分ではしびれは起きません。

二の腕部分を長時間圧迫した記憶がないようであれば首からの問題かもしれません。

しびれはありませんが、橈骨神経の障害では手首や指を伸ばす筋肉の力が弱くなります。

回内の動きが十分にあるかと上腕二頭筋や回外筋の硬さはないかを確認し、必要であればマッサージやストレッチで対処しましょう。

小指がしびれる原因は?尺骨神経は肘と手首の2か所に注意。

小指がしびれるなんて経験はないですか?

小指や薬指がしびれて他の指にしびれがない状態は尺骨神経という神経の障害の可能性が高いです。

尺骨神経が障害されやすい部位は2か所あり、肘の内側の「肘部管」と手首にある「ギヨン管」です。

今回は小指のしびれの原因となる2つの障害部位について解説していきます。

小指がしびれる原因

小指がしびれる原因は尺骨神経にあります。

手の神経は3つの神経で構成され、他には正中(せいちゅう)神経と橈骨(とうこつ)神経からなります。

それぞれに守備範囲が決まっており、手のひら側の親指から薬指の半分までが正中神経、薬指と小指が尺骨神経、手の裏側の親指から中指までを橈骨神経が支配しています。

小指や薬指は尺骨神経の支配領域なんです。

この尺骨神経が何らかの形で圧迫を受けると小指側にしびれや痛みが出る事になります。

尺骨神経が圧迫を受けやすいポイントが2つあります。

1つ目が肘部管(ちゅうぶかん)という場所、2つ目はギヨン管という場所になります。

この2つの場所が尺骨神経を圧迫してしまう原因となりやすい所で、それぞれ肘部管症候群、ギヨン管症候群といいます。

どういった疾患なのかは次の項目で詳しく解説していきます。

尺骨神経の障害

肘部管症候群

肘部管は肘の内側にあります。

肘の内側の骨をぶつけてジーンとしびれた経験はありませんか?

肘部管はその部位になります。

二の腕の内側部分(上腕二頭筋、上腕三頭筋の内側)の筋肉が硬くなったり、肘から先の内側にある筋肉(尺骨手根屈筋)が硬くなっても、尺骨神経が絞扼されてしまう事になります。

ギヨン管症候群

ギヨン管は手関節の小指側にあります。

発生頻度としては肘部管症候群よりは低いと言われています。

ギヨン管部分への直接的な圧迫でも小指のしびれなどが起き、ロードバイクのグリップを握る位置でギヨン管が圧迫されやすい事から「サイクリング麻痺」とも呼ばれています。

障害部位の見分け方

この2つの尺骨神経障害の見分け方は、簡単な方法だとティネルサインになります。

ティネルサインとは神経障害を引き起こしやすい部位を叩く事で、症状が誘発されるかを確認するテストです。

肘部管であれば肘の内側周辺を、ギヨン管であれば手関節の小指側にある豆状骨辺りを叩いてみましょう。

叩く事で小指や薬指のしびれや痛みが誘発されるのであれば、その部位での症候群が疑われます。

また、尺骨神経障害かどうかを確認するテストに「フロマン徴候」というものがあります。

両手の親指と人差し指でしっかり紙をつまんで、左右に引っ張りあいます。

そうすると尺骨神経障害が起こっている側は親指の第一関節が曲がってしまいます。

尺骨神経障害がなければ、親指を押し付ける力がしっかり働くので、指は曲がってこないのですが、尺骨神経障害があると親指を押し付ける力の発揮ができないために親指を曲げて押さえつける代償動作がみられるようになります。

これは尺骨神経障害があるかどうかが分かるテストになるので、このテストで親指が曲がるようであればティネルサインで部位を確認しましょう。

ティネルサイン以外にも肘を曲げて症状が誘発されるのであれば肘部管、肘を曲げても症状がなければギヨン管が原因になっている可能性が高いとも言えます。

何故、神経の通り道が狭くなり神経を圧迫してしまうのでしょうか?

神経を圧迫してしまう要因は肘や手首の「使い過ぎ」が主な原因となります。

使い過ぎにより腱や靭帯、筋肉が肥厚してしまって通り道が狭くなるというのが一番の発生要因となるでしょう。

その他にもガングリオンや骨折の後遺症によるものもあります。

ガングリオンの原因も使い過ぎによるものが大きいため、ほぼ使い過ぎが原因となります。

ちなみにガングリオンというのは、関節包(関節液を入れている袋)や腱鞘(腱を外側から保護している鞘のようなもの)にできる腫瘤で、中に透明なゼリー状の液が入っている良性の腫瘍です。

障害部位の見分けがついたのなら治療法をみてみましょう。

治療法は?

肘部管症候群、ギヨン管症候群どちらも原因は使い過ぎによる所が大きいので、負担となる動作は極力避けるようにはしておきましょう。

そうはいっても、しなければいけない動作も多いので、安静にしておく事も難しい所がありますね。

自分で行える治療方法は、筋肉や腱のマッサージでセルフケアをしっかり行いましょう。

肘部管症候群であれば、肘の内側を中心に上腕部分や前腕部分にかけて硬い所を探して揉み解しましょう。

力こぶの筋肉「上腕二頭筋」や二の腕の「上腕三頭筋」の境目や、肘から前腕にかけての内側にある「尺側手根屈筋」なんかが硬くなっている事が多いです。

ギヨン管症候群では、小指球のマッサージが有効です。

小指球は手関節の表側にある小指側の膨らみ部分で、小指球が硬くなるとギヨン管を構成している骨の動きも悪くなり、ギヨン管の中の圧力が高まりやすくなります。

また、手のひらを裏返す動き(回内)が悪くなると、動きが悪い分の代償的な動きとして手首の小指側のかかる負担が大きくなる傾向にあります。

回内の動きを改善するには、手のひらを裏返した状態にして、肘の外側から前腕部分にかけてもみほぐしましょう。

まとめ

小指側のしびれの原因は尺骨神経障害が考えられ、その障害を起こす原因は「肘部管症候群」と「ギヨン管症候群」の2つが挙げられます。

肘部管症候群では肘の内側を中心に上腕や前腕の内側にある筋肉の硬さが原因となっている事が多く、ギヨン管症候群では、小指球の硬さや手のひらを裏返す動きが悪いことなどが考えられます。

自分でできるケアとしては、負担となりそうな動きを回避する事と硬くなった筋肉をマッサージで揉みほぐす事です。

指先のしびれの原因。手根管症候群とは?

指先のしびれって気になりますよね?

そのしびれの原因となっているかもしれない「手根管症候群」って聞いたことありますか?

指先のしびれ、特に親指から中指のしびれや脱力感などの症状がある疾患で、手首の関節近くにある手根管という神経や筋肉が通るトンネルの様な所が狭くなった事で起きます。

指先のしびれの原因は首からきている可能性もありますし、その他の神経障害が原因の可能性もあり、なかなか原因の特定が難しいのです。

今回は手根管症候群の原因や症状、対処法について詳しく知ってみましょう。

手根管症候群とは

症状

手根管症候群とは手関節の真ん中付近にある手根管という神経や腱を通すトンネルが狭くなってしまう事で、そこを通る正中神経が圧迫されて手先のしびれや痛み、運動障害が出現する疾患です。

手先のしびれは正中神経が支配している領域であるため、親指から薬指にかけて出現し、特に中指に出やすい特徴があります。

正中神経は親指や人差し指の運動を行う筋肉を司る神経でもあるため、筋力低下から指が上手く動かせなくなったりする事もあります。

指でOKサインをうまく作れなくなったら神経麻痺が疑われます。

また、手根管症候群は朝方に痛みやしびれが強くなる特徴もあります。

よく似た症状を出す疾患として「回内筋症候群」があり、見分けて治療する事が大事です。

「回内筋症候群」について詳しくはコチラを

手先のしびれの原因となる回内筋症候群とは? (karada-reset.com)

原因

はっきりとした原因はわからない特発性のものが多いとされており、発症リスクは妊娠や出産、更年期の女性に多くみられるという特徴があります。

女性は男性に比べて手根管の広さが狭い事や、妊娠や更年期に多発する事からホルモンバランスとの関連性もあるといわれています。

また、糖尿病の人にも多くみられる傾向にあるそうです。

それ以外にも手根管の中は指を曲げる筋肉の腱も通っているため、手首をよく使う仕事や、力仕事で手を良く使うなどで筋肉の腱が肥厚する事でも起こります。

手のひら側の親指から薬指の痛みやしびれがあったり、朝方に症状が強くなる、指の力が入りにくいなどの症状が当てはまる場合は、この手根管症候群を疑いましょう。

手根管症候群のチェック方法

手根管症候群かもと思った時のチェック方法をみてみましょう。

医師が診察で用いる代表的な検査法は「ティネルサイン」と「ファレンテスト」というものがあります。

ティネルサイン

手関節の真ん中あたりの手根管付近を指で叩いてみましょう。

指先のしびれや痛みが強くなるようであれば陽性で、手根管症候群の可能性が高まります。

ファレンテスト

両手首を下向きにし、手の甲同士を胸の前で合わせます。

1分程この姿勢を保持して症状が強くなると陽性で、手根管症候群の可能性が高いでしょう。

この2つをしてみてしびれや痛みが強まるのであれば、整形外科などを受診して診断してもらいましょう。

医師はこの検査以外にもエコーやMRIなどの画像所見で診断してくれます。

くれぐれも上のチェック方法で陽性だったからと言って、自己診断で終わらせないようにして下さい。

治療法

治療は保存療法か手術療法になります。

軽症例では保存療法が選択され、装具による手首の安静と服薬、時にはステロイド注射による治療が選択される事が多いでしょう。

重度の場合は手術で狭くなった手根管を広げて、中の圧力を減らす治療が行われます。

上記に挙げたのが整形外科で一般的に行われる治療でしょう。

では、自分で行うケアやその他の治療法などはないのでしょうか?

手根管症候群は筋肉の腱の肥厚も原因の一つにあり、その筋肉は指を曲げる働きをする「屈筋」です。

この筋肉の硬さを取るためのマッサージは行うべきでしょう。

手根管を通る筋肉はいずれも肘の内側から出て手関節の真ん中にある手根管に向けて走っています。

専門的な知識がなくても、肘の真ん中に当たりに指を当て、そこから内側に指を滑らせるようにマッサージする。

これを少しずつ手首側に部位を移動させながら行いましょう。

手首と指を反らしてストレッチを行う事も軽症例では効果があるかもしれませんが、ストレッチをする事で手根管内の圧力が高まり、症状を誘発してしまう事もあるため、自分で行うケアはマッサージだけにしている方がリスクは少ないでしょう。

これともう一つ。

手根管の天井部分は屈筋支帯(横手根靭帯ともいう)という靭帯があります。

この靭帯がくっついている豆状骨という骨を動かしてみましょう。

豆状骨の位置は手首の関節の小指側にあり、触るとぽっこりと出ている部分になります。

豆状骨の内側に指を当てて、外側の方に軽く動かすようにしましょう。

動きはほとんど動いていないように感じますが、少しでも動きが改善する事で手根管内の圧力が軽減されます。

まとめ

指先のしびれで親指から中指に症状がある場合は、正中神経の障害の可能性が高いです。

この中の手根管という神経や筋肉の腱を通すトンネルが狭くなる事で症状が起きているものを手根管症候群と言います。

手根管の中を通る指を曲げる筋肉の使い過ぎで腱部分が厚くなってしまい、通り道が狭くなってしまっている場合もあれば、原因がはっきりとしない特発性のものもあります。

自分でできるケアとしては、手首や指を曲げる筋肉の使い過ぎに注意する事と、前腕の表側の筋肉の硬さや手首の骨をほぐして動きやすくしてあげる事になります。

手先のしびれの原因となる回内筋症候群とは?

手のしびれは様々な原因から起こりますが、部位が限定されている時には末梢神経障害が起こっている事が疑われます。

末梢神経障害とは、脊髄(中枢神経)から神経が出て、枝分かれしながら身体の各部位に神経を送っている(末梢神経)途中で問題が起きて神経障害が起こっているという事です。

親指と人差し指のしびれでは正中神経の障害が起こっている可能性が高く、この正中神経障害を起こすのが、回内筋症候群です。

今回は親指のしびれの原因となる回内筋症候群について解説していきます。

回内筋症候群とは

回内筋症候群では手のしびれや脱力感、筋力低下などの症状が、正中神経の支配している部位に起こります。

正中神経は親指から中指の感覚や指を動かしたり、物を掴んだりする筋肉を支配しています。

回内筋症候群で何故そのような症状が起こるかと言うと、円回内筋という筋肉の間を正中神経が通って指先まで神経を伸ばしているという解剖学的な特徴から起こります。

円回内筋が硬くなると神経の通り道が狭くなり、そこで神経が挟み込まれたり圧迫されたりするため、正中神経の障害が出てしまうという事です。

円回内筋は、手のひらを裏返す動き(回内)をする筋肉です。

手のひらを裏返した状態で動かすと症状が出る場合なんかはこの回内筋症候群の疑いが強いでしょう。

「親指と人差し指のしびれ」「物を落とすようになった」「箸を使って物が掴みにくい」「ペンを握っているとしびれてくる」などの訴えがあると回内筋症候群の可能性があります。

回内筋症候群になる原因

回内筋症候群は「使い過ぎ」が原因となっている事が多いです。

仕事で「重たい物を持つ」「ネジを回す」「ハンマーを扱う」などの力作業が多い人や「パソコンや書字」などのデスクワークが多い人にも起こります。

パソコンや書字が多くてもなりやすい理由は、手のひらを裏側にしている時間が長い事で円回内筋が短縮しやすいからだと考えられます。

自宅で出来る対処法

しびれや脱力感の原因が回内筋症候群であれば、対処法は「円回内筋の硬さをとる」事が改善策となります。

硬さを取るためにはマッサージやストレッチでの日々のケアが重要です。

それでは、やり方を見ていきましょう。

マッサージ

円回内筋は肘の内側から前腕の外側にある筋肉です。

図の部分を直接マッサージするのも良いのですが、肘の内側からはこの他にも指を曲げたり、手首を動かしたりする筋肉が多数出ています。

この筋肉たちはお互いに連結し合っていますので、単に円回内筋が硬くなっているというよりは肘の内側から出ている筋肉全体的に硬くなっている事の方が多いでしょう。

肘の内側の前腕部分から触っていって、硬くなっていてる所をほぐしていくようにするだけでも効果的です。

ストレッチ

手のひらを表に向けて、人差し指から小指までを反らします。

指を反らした状態を保ちながら肘を伸ばすように手を前に突き出していきましょう。

このストレッチ方法で、前腕の内側にある筋肉全体的なストレッチになります。

回内筋症候群は仕事や日常生活での使い過ぎが原因となっている事が多いので、日ごろから意識的にケアをしてあげましょう。

自分でケアしていてもなかなか治らない場合は、肩甲骨の動きの改善や肩から上腕部の筋肉の硬さを取る必要があるかもしれませんし、そもそも原因がその他という可能性もあります。

症状が長引く場合は、整形外科など受診して専門家に判断してもらいましょう。

それでは最後に今回の内容をまとめます。

まとめ

親指や人差し指のしびれの症状の一つとして回内筋症候群が疑われます。

回内筋症候群は肘の内側から前腕の外側にある「円回内筋」が硬くなってしまった事で正中神経を圧迫してしまう事で症状が出現します。

主に手のひらを裏返しにして使う動作の時に症状が出やすいのであれば、回内筋症候群の可能性が高いでしょう。

円回内筋の使い過ぎによる硬さが主な原因なので、前腕部分のマッサージやストレッチなどの日々のケアが重要です。

膝の痛みを治す3つのチェックポイント。

膝関節は歩いたり、立ったりと移動する時には必ず使う関節で、膝の痛みは生活に支障が出てしまいます。

膝の痛みといっても、どこの部分に痛みがあるかで原因は変わります。

膝の前側に痛みがある場合は、膝を曲げ伸ばしする機能に不具合が生じている事が多いんです。

今回は膝の前側の痛みの原因と改善すべき3つの機能のチェック項目をご紹介します。

膝前面の痛みの原因

膝の前が痛くなる場合に考えられるのは、膝蓋腱炎(しつがいけんえん)もしくは膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)の炎症です。

その他にも成長期の子供であれば膝の成長痛であるオスグッドシュラッター病やスポーツをされている人は前十字靭帯の損傷も考えられますが、特に原因に心当たりがない場合は上の2つの方が疑われます。

膝蓋腱炎は太ももの筋肉である大腿四頭筋の柔軟性が低下したことによって、膝蓋腱へかかる負担が大きくなった事で起こります。

膝蓋下脂肪体というものは膝のお皿(膝蓋骨)の下側にある組織で、膝蓋骨が柔軟に動けるためのクッション材のような役割を果たします。

この脂肪体の動きが硬くなっていると膝の動きも硬くなり、膝への負担がかかりやすくなるという事になります。

膝蓋靭帯(膝蓋腱)の奥にある黄色の組織が膝蓋下脂肪体です。

膝を曲げ伸ばしする時には大腿四頭筋が伸び縮みしますが、その時に脛骨に効率よく力を伝えるために膝蓋骨は滑車として働きます。

膝の曲がる角度に応じて膝蓋骨はその角度で一番働きやすい場所に位置を調整しますが、膝蓋骨の動きが悪くなっていると力の伝達効率も悪くなり、その分膝蓋腱部にかかる負担が大きくなってしまうというわけです。

また、膝蓋下脂肪体は膝が曲がっていく時に膝蓋骨と大腿骨の間に入りこみ、骨同士が接触しないようにする働きをしていますが、脂肪体の動きが悪くなっていると膝蓋骨と大腿骨にかかる圧力が上がってしまい、膝を痛める原因となります。

病院に来られる人たちは、痛くなったきっかけがハッキリとは分からない人の方が圧倒的に多いです。

何故、痛くなってしまったのかは日常生活での身体の動かし方や柔軟性がとても影響しているので、本人には当たり前の動作をしているだけなので自覚がないんです。

自分でも気づかないうちに日々繰り返す動作で負担が蓄積していって、最終的に痛みとして身体が訴えるわけです。

まずは自分の身体がどのような状態なのかチェックしていきましょう。

膝の柔軟性チェック

膝の前側の痛みがある場合にチェックして欲しい項目は3つです。

1.膝蓋骨の動きをチェック

膝のお皿である膝蓋骨は動きの自由度が高いのが特徴です。

脚を真っすぐ伸ばした状態で力を抜きましょう。

膝のお皿を上下方向と左右方向に指で動かし、お皿の動きやすさをチェックします。

これだけなんですが、自分で確認するには一つ欠点があります。

それは「自分の動きが柔らかいか硬いかの判断が難しい」という事。

一般の方であれば、他の人の膝のお皿を動かすなんて経験まずないでしょう。

自分と他の人との比較ができないんで、自分の動きが良いのか悪いのか判断しにくいんです。

なので、目安としては自分の指で押した瞬間の動きが滑らかかどうかで判断してみて下さい。

抵抗感があまりなく動くようであれば大丈夫でしょう。

家族などに触らせてもらって比較してみるのも良いかもしれません。

2.脂肪体の柔軟性チェック

膝のお皿の柔軟性チェック同様、脚を伸ばして力を抜いた状態で確認します。

膝蓋下脂肪体のある位置は膝のお皿の真下で膝蓋腱の奥になります。

この部分を押したりつまんだりするだけです。

ここの部分を押したりつまんだりして痛みがある場合は膝蓋下脂肪体の炎症や硬くなっている事が考えられます。

3.太ももの柔軟性チェック

うつ伏せで膝を曲げて自分の足首を持ちます。

踵(かかと)をお尻につけるように、膝を曲げて足首を引いてきます。

踵がお尻につくようであれば大腿四頭筋の柔軟性は良好です。

大腿四頭筋が硬くてお尻につかない人はけっこういるんです。

膝を曲げてくる時に脚が外側に逃げるようであれば、大腿四頭筋の柔軟性のバランスが悪いかもしれません。

大腿四頭筋というものは、「大腿直筋」「内側広筋」「外側広筋」「中間広筋」の4つの筋肉で構成する筋肉なので四頭筋というのです。

外側に逃げるようであれば、この中の外側広筋の柔軟性が低下している可能性があります。

以上、3つの柔軟性は膝の曲げ伸ばしを円滑に行う上で欠かせない組織になります。

膝の前側に痛みがある場合は、まずこの3つの動きが十分にあるのかを確認しましょう。

それでは、最後に今回の内容をまとめていきます。

まとめ

膝の前側の痛みには、膝蓋骨の動きと膝蓋下脂肪体の柔軟性、大腿四頭筋の柔軟性が関与している事が多いです。

膝蓋骨は膝を伸ばす力を効率よく脛骨に伝えるための滑車の役割をしています。

膝蓋下脂肪体は膝が曲がると膝蓋骨と大腿骨の間に入りこみ、クッションの役割を果たしています。

大腿四頭筋は膝を伸ばす主な筋肉で、膝蓋骨を覆って膝蓋腱となり脛骨に付着します。

大腿四頭筋の柔軟性低下は結果的に膝蓋腱にかかる負担が大きくなったり、膝蓋骨の動きを悪くする事にも繋がります。

まずはこの3つの組織の動きや柔軟性のチェックを行い、問題を改善する事で痛みの解消が期待出来ます。