知っておきたい鼻呼吸のメリットと口呼吸のデメリット。
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人の呼吸は鼻呼吸と口呼吸の2種類があります。

みなさんはどちらの呼吸がメインになっていますか?

普段、呼吸は無意識で行っているので、こう聞かれると「どっちかな?」と少し考えないと分からない人も多いでしょう。

でも、この無意識に行っている呼吸がどちらかで健康や免疫力など様々な所に影響するとしたらどうでしょうか?

この記事では、私たちが普段行っている呼吸の違いによって得られる事についてみていきたいと思います。

あなたの呼吸は鼻呼吸?口呼吸?

みなさんの普段の呼吸はどちらですか?

結論から言うと、普段の呼吸は鼻呼吸の方が良いです。

本来、動物は鼻呼吸です。走ったりして心拍数や呼吸数が上昇すると口呼吸を行います。

犬や猫などの動物を飼っているなら分かると思いますが、犬が「ハァハァ」口呼吸をずっとしていたらどうでしょう?

散歩したり、遊んで走ったりした後なら気にならないでしょうが、いつまで経ってもハァハァ言ってたら心配になりますよね?

同じように人間も動物の一種なので普段は鼻呼吸で、運動などで一時的に酸素を取り込みたいなら口呼吸で換気量を増やすというのが当然です。

ただ、普段の呼吸様式が口呼吸だという人は少なからずいるでしょう。

人間は言葉でコミュニケーションを取るので、他の動物と比べてよく喋るし、運動や遊びなど活動時間が長いというのも人間の特徴だと思います。

他の動物に比べて、人間は発汗機能が優れているので、熱の放散が上手なため長時間運動が出来るんです。

そのような影響から、他の動物よりも口呼吸になってしまいやすいのでないかと考えられています。

鼻呼吸と口呼吸の違い

では、鼻呼吸と口呼吸ではどんな違いがあるのでしょうか?

まずは免疫力やアレルギーの観点から見ていきます。

鼻には鼻毛や粘膜、繊毛など空気中の汚れやゴミ、微生物などを除去するシステムが備わっています。

鼻で呼吸をする事は、フィルターを通してきれいになった空気を身体に入れるメリットがあります。

また、鼻で呼吸すると空気が暖められて加湿されるというメリットもあります。

冬場に風邪をひきやすいのはなぜか知っていますか?

空気が乾燥しているから細菌やウイルスの働きが活発になるからです。

湿度が大事で冬場は特に湿度を気にするのはこういう理由からです。

鼻呼吸では、空気を吸い込むときに自分で加湿した空気を取り込むことになるので、免疫系に大きなメリットがあります。

最近では鼻呼吸で冷たい空気を入れて、暖める段階で脳の温度を下げるという事も言われています。

これには何の意味があるのでしょうか?

近年増えている「うつ」が関係してくるようです。

うつは脳の炎症とも言われており、炎症を抑えるにはクーリングが有効です。

鼻から冷たい空気を入れることが脳の炎症予防になり、うつ病予防にもなると言われています。

単純に鼻呼吸によって自律神経のバランスが整うという見方もできるでしょう。

口呼吸ではどうでしょう。

口呼吸ではこれらのメリットがほとんどなくなってしまいます。

まず、口呼吸ではウイルスや細菌、花粉やほこりなどが直接体内に入ってしまいます。

鼻呼吸では機能していたフィルターが機能しないので、免疫力が弱まってしまいますし、もちろんアレルギー体質もなりやすくなります。

口呼吸は歯並びにも影響します。

歯並びは舌による内側の圧力と口周りの筋肉による外側の圧力のバランスがとれていることで形成されています。

口呼吸で常に口が半開きになっていると、バランスが崩れて歯並びが悪くなってしまうわけです。

動物での実験で、鼻を塞いで口呼吸を強制すると、みるみる歯並びが悪くなったという結果があるようです。

また、口の中が乾燥しやすくなることで、口腔内の雑菌が繁殖しやすくなり、口臭や歯周病などの原因にもなるようです。

口呼吸を日常的に行うのは「百害あって一利なし」と言えそうです。

では、口呼吸を鼻呼吸に戻すには何をしていくと良いのでしょうか?

口呼吸から鼻呼吸へ改善するには

口を普段から閉じるようにする

口呼吸の人は普段から口が半開きになっているはずです。

これは無意識の状態でそうなっています。

呼吸は自分の意識次第で鼻からでも口からでも変えることができます。

ただ、常に呼吸に意識を向け続けることは難しいというか無理でしょう。

呼吸形式も自分の癖の一つです。

自分の癖を治すには時間がかかりますが、時々自分の呼吸に意識を向けて修正するというのは必要になります。

鼻づまりを解消するため病院を受診

鼻炎など鼻詰まりがある場合は、そもそも鼻呼吸が機能しづらくなっています。

これは個人ではどうしようもできないので、病院へ受診しましょう。

鼻詰まりを解消して空気の通り道を確保しないと鼻呼吸はできません。

アレルギー性鼻炎や蓄膿症など原因は人それぞれでしょうが、治療と並行しながら鼻呼吸へと呼吸形式を変えていくことで、徐々に身体が変化していくはずです。

元々の体質もありますが、口呼吸になっている事でアレルギー症状が悪化していた部分もあるはずなので、鼻呼吸にかえてフィルター機能を有効活用できるようにすると、症状は軽減できます。

口テープの使用

睡眠時にどうしても口呼吸になってしまう人は、口テープを使用してみると良いでしょう。

ドラッグストアで購入できるので手に入りやすいです。

口にテープを貼って、物理的に口呼吸ができない状態にすることで鼻呼吸に誘導します。

ただ、鼻づまりとかがある場合は先にそちらを改善しましょう。

まとめ

鼻で呼吸することは動物本来の呼吸形式です。

口は呼吸器ではなく、消化器の一部になるので口呼吸ではデメリットが多いです。

鼻呼吸のメリット

・空気が鼻を通ることでフィルター越しの空気を体内に入れることが出来る。
・空気を加湿して乾燥を避ける
・脳をクーリングしてうつ病予防

口呼吸のデメリット

・免疫力低下
・アレルギー体質になりやすい
・口臭・歯周病などの口周りのトラブル
・歯並びが悪くなる

鼻呼吸のメリットと口呼吸のデメリットで分けましたが、鼻呼吸に変える事で口呼吸のデメリットも改善できるので、鼻呼吸のメリットとも言えます。

普段から鼻呼吸ができるようにしてみましょう。

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