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巻き爪の痛みと治療法。自分でできる応急処置とセルフケア。

爪のトラブルの中で多く見られるものが「巻き爪」です。

巻き爪になると靴で圧迫を受けたり、歩いたりする事で痛みが出てきてしまう事もあります。

ただ、爪が食い込んで痛いからと言って、安易に自分で爪を切ってしまったりするのは注意した方が良いでしょう。

誤った処置をしてしまうと、巻き爪がさらに悪化してしまいます。

今回は、巻き爪の治療法と自分でも出来るセルフケアについてお伝えします。

巻き爪と痛み

巻き爪は爪の端が巻いてアルファベットの「C」のように内側に巻き込んでいたり、直角に折れ曲がったりしている状態です。

第1趾(親指)に多いですが、他の指にも見られることがあります。

爪が巻いて皮膚に食い込み、炎症を起こしている状態を「陥入爪(かんにゅうそう)」と言います。

陥入爪では爪が皮膚に食い込んでしまう事で、その皮膚周辺が盛り上がる肉芽(にくげ)組織が出てきます。

巻き爪は普段は痛みがなくとも、運動や長時間歩くことで爪が圧迫される事で痛みが出ることがあります。

陥入爪の状態になってしまうと、爪の周りの組織が傷ついて炎症を起こしているため、痛みが強く出ます。

また、細菌感染を併発することで皮膚が赤くなったり、肉芽(傷を治すために出来る柔らかい組織)が盛り上がったりしてきます。

痛みが強いため、対処しようと自身で爪切りを行っても、深爪や爪棘を作ってしまい、炎症を繰り返すという悪循環に陥ってしまいます。

適切な処置を行ってもらわないと、どんどん悪化してしまいます。

次の項で、どんな治療法があるのかみていきましょう。

巻き爪の治療法

痛みが強い陥入爪は、皮膚の炎症も起こしているので、陥入爪の治療のできる皮膚科や整形外科を受診するようにしてください。

以前は、巻き爪の治療は手術をすることが主流でしたが、手術後にトラブルが多く発生したり、根本的な治療ではないとの意見もあり、最近では手術以外の方法で治療がなされています。

保存的治療で巻き爪の矯正を行い、それにより周りの皮膚の炎症も治っていきます。

医師の中には、新しい知識をお持ちでない方も多くいるのが現状です。

病院に問い合わせるか、最近はインターネットで病院の情報が見れますので、手術以外の方法で治療をしてくださる医師を探してみてください。

手術以外の方法には、ワイヤー法、クリップ法、アクリル法、ガター法などがあります。

・ワイヤー法

爪の先端2箇所に小さな穴を開け、特殊な弾性ワイヤーを通します。

ワイヤーが真っすぐに戻ろうとする力を利用して、巻き爪を矯正します。

ワイヤーは種類にもよりますが1~2ヶ月に1度入れ替えます。

この治療は爪が短すぎると行えません。

・クリップ法

爪の先に形状記憶合金性のクリップを装着します。

クリップが上に戻る力を利用して、巻き爪を矯正します。

クリップは自分で装着することもできます。

この治療も爪が短すぎると行えません。

・アクリル法

巻き爪・陥入爪の原因である深爪は習慣的に繰り返されることも多くあります。

爪の上にアクリル樹脂製の人工爪をつけ、短く切りすぎた爪の長さを補正します。

爪が短いために生じる皮膚の盛り上がりを抑えたり、爪の食い込みを緩和することができます。

・ガター法

爪周囲の炎症(爪囲炎)、肉芽(傷を治すために出来る柔らかい組織)などの形成を起こしてしまっている場合にも有効です。

爪の横の溝の部分に医療用のチューブを差し込んで爪と炎症の間にすき間を作り、爪の食い込みを防ぎます。

また、とがった爪を保護することで、痛みと炎症を緩和できます。

自分で出来る巻き爪のセルフケア

巻き爪や炎症が強くない陥入爪は自身でもケアをすることができます。

まず第一に、「食い込むからと爪の端を切り込まないこと」が大切です。

食い込む部分を切って痛みを和らげようとしますが、これやってしまうと爪が伸びた時にさらに悪化します。

コレ、私も以前やってしまいました。。。

ダメだとは知っていましたが、ある時足の痛みで目が覚めてしまい、寝ぼけた状態で爪の端を切ってしまいました。

それから半年間ほど陥入爪の痛みで苦しみました。

絶対にやめた方がいいです。

では、自分で行うセルフケアはどうしたら良いでしょうか?

いくつか方法を教えますね。

・コットンパッキング法

痛みを和らげる処置です。

脱脂綿や不織布を米粒くらいの大きさに丸め、痛みのある爪と皮膚の間に挟みます。

良い大きさにするために何度か試して調節してください。

小さすぎると効果がなく、大きすぎると痛みが出てしまいます。

なんかゴミが詰まっているようにも見えますが、痛みは楽になります。

・テーピング法

コットンパッキングと同様に痛みを和らげる処置です。

爪と皮膚の間にテーピングを巻くことで隙間を作ります。

痛みのある爪の横から爪にかからないギリギリの所からテーピングを貼り、皮膚を爪から剥がす感覚で引っぱりながら、指の下側を通して反対側に回し、らせん状に巻きつけます。

両方に症状がある場合は、同様に反対側にも巻きます。

 

また、テーピングを指全体に覆うように巻いて、爪だけを露出する方法もあります。

まず、テーピングを折り曲げて中央部分に切り込みを入れ、その中から指を出して爪の端と端を押し下げるようにしながらテーピングをかませて貼ります。

余ったテープは爪の根本、左右に貼り付けます。

テーピングはドラッグストアやスポーツ用品店で購入することが出来ます。

伸縮性があるタイプの方が使いやすくオススメです。

まとめ

巻き爪は爪が内側に巻き込んで、皮膚に食い込む事によって痛みが出ます。

ひどくなり炎症や肉芽組織が出来ると陥入爪となります。

治療法にはいくつか方法がありますが、足の爪の専門知識を持った医師を探す事が大事です。

自分で出来る痛みの対処法としてはコットンパッキング法やテーピング方があります。

爪が食い込むからといって爪の端を自分で切ってしまうのは、悪化させてしまう原因になりますのでNGです。

巻き爪の原因と正しい爪切り方法

足の爪のトラブルで多いのが巻き爪です。

巻き爪はひどくなると指に食い込んで痛みが出てしまったり、爪が分厚く変形してしまい自分では爪切りが出来なくなったりしてしまいます。

特に女性に多くみられるのですが、巻き爪になってしまうと見た目も悪くなるため出来れば予防したい所ですね。

今回は巻き爪になってしまう原因と爪切りの仕方についてフットケア指導士に教えて頂きましたので、その内容をお伝えします。

巻き爪の原因は?

巻き爪になってしまう原因は、外反母趾(足の変形)やサイズの合わない靴による圧迫で起こります。

外反母趾などの足趾の変形があると、爪は横や下からの圧力を受けやすくなり、爪に覆い被さるように軟部組織(爪の周りの皮膚)が厚くなります。

この厚くなった皮膚に押される事によって、爪が巻いてしまうのです。

歩き方の癖も巻き爪の原因の一つになります。

歩く動作の中でも、後ろ脚から前に蹴り出す動作が一番足の指に体重がかかるのですが、その時の蹴り出し方や足の向きなどでも指先にかかる負担が変わります。

人によってはこの時の踏みしめる力が強く働いてしまう事で、皮膚が分厚くなってしまい巻き爪となってしまう事もあります。

また、足に合わない窮屈な靴やハイヒールなどの先端が細くなっている靴を履くと両側から爪が押され、皮膚を挟み込むように内側に巻いてしまいます。

女性は仕事柄で先端が細い靴を履かないといけない場合もあったり、おしゃれや靴の好みなんかもありますので仕方ない所もありますが、巻き爪のリスクがあるという事は知っておいた方が良いでしょう。

爪の切り方が悪いのも巻き爪の原因となります。

深爪バイアスカットと呼ばれる爪の切り方には注意しましょう。

深爪をして両端を深く切り込んでしまうと、爪の角が皮膚に埋まってしまいます。

そうなると、地面を踏みしめたりして下から強い力がかかった時に、その力に抵抗することができなくなってしまうのです。

本来ならば、きちんと皮膚を覆っているはずの爪の面積が小さくなることで、地面からの力に対応できず爪が皮膚の中に埋もれてしまいます。

皮膚に埋もれた爪は外からの力に押され中のほうに伸びてしまい、巻き爪となります。

短く切りすぎた爪が爪の周りの皮膚にぶつかって傷を作ることで陥入爪となります。

また、周りの皮膚に爪の角が残ってしまい、トゲのようになって(爪棘)皮膚に突き刺さり傷を作ってしまう場合もあります。

バイアスカットと呼ばれる爪の切り方は、爪の角を斜めに切る切り方です。

爪は3層の繊維構造をしているため、斜めに切ってしまうとクルクルと巻きやすくなっています。

布を繊維に対して斜めに切るとクルクルと巻いてしまいますよね。

それと同じ原理です。

深爪やバイアスカットにならないように、爪の切り方には気をつけなければいけませんね。

それでは爪の切り方はどう切ったら良いのでしょうか?

正しい爪切りの仕方って習った事ありますか?

次の項で正しい爪の切り方について勉強しましょう。

正しい爪の切り方

爪切りの仕方ってきちんと習ったことありますか?

恐らく大半の人は自己流でしょう。

爪切りを習う機会なんてほとんどないですからね。

でも正しく爪を切るだけで、大部分の巻き爪や陥入爪を防ぐことが出来ます。

先ほどもお伝えしたように、巻き爪も陥入爪も爪の切り方(バイアスカット)が最大の原因と言われています。

正しい爪の切り方はスクエアオフという切り方です。

爪の角を残して四角に切るイメージです。

まず爪を横に切って、その後に角を丸くするために少しずつ切ったり削ったりしていきます。

スクエアオフの切り方を心掛け、爪の端を切り込まないことが巻き爪の第一の予防のとなります。

深爪も厳禁です。

切る頻度は一ヶ月に一回くらいを目安としましょう。

それでは最後に今回の内容をまとめましょう。

まとめ

巻き爪の原因は、外反母趾などの足の変形やサイズの合わない靴による圧迫です。

足の指に圧力がかかり過ぎた結果、皮膚が分厚くなり、その皮膚に押される形で爪にも圧迫力がかかり、巻き爪になります。

また爪の切り方にも注意が必要で、正しい爪の切り方はスクエアオフという爪の角を残して四角の形に切り、最後に角を丸くする方法です。

巻き爪は予防が大事です。

巻き爪になりやすい、バイアスカットや深爪には注意しましょう。

高齢者の運動不足解消。おすすめ在宅プログラム。

高齢者の運動不足って家族からすると心配になりますよね?

年を重ねるごとに少しずつ身体が弱くなってしまうのは仕方ありませんが、出来るだけ長く自分で動けるような身体でいたいという気持ちをお持ちの人も多いでしょう。

運動意欲があるのであれば、運動方法を教えるだけで良いのでしょうが、運動するモチベーションすら低下してしまっている高齢者には運動を導入する事も難しい場合もありますよね。

今回は高齢者の運動におすすめの自宅でできる運動方法をご紹介します。

ロコトレって知ってますか?

ロコモティブシンドロームってご存知ですか?

ロコモティブシンドロームとは、「運動器の障害のために、移動機能の低下をきたした状態」という事です。

ロコモなんて略されたりするのですが、実際に関係する高齢者にロコモなんて横文字使っても難しいんじゃないかなーなんて思っています。

まぁ呼び名の事は置いといて、高齢者の運動プログラムには、このロコモティブシンドローム対策に作られたロコトレというプログラムを基本に考えていけば、下肢筋力やバランス能力の維持・改善ができるでしょう。

ちなみに、以下の7つの項目をチェックし、1つでも該当すればロコモの可能性があるといわれています。

①片脚立ちで靴下が履けない
②家の中でつまづいたり、滑ったりする
③階段を上るのに手すりが必要
④家のやや重い仕事が困難である(掃除機や布団の上げ下ろしなど)
⑤2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
⑥15分くらい続けて歩けない
⑦横断歩道を青信号のうちに渡り切れない

介護予防の観点では、これらのチェック項目で0を目指しましょう。

ロコトレ基本の2種目

片脚立ち

左右1分ずつ、1日3回行います。

床に足が付かない程度に足を上げ、姿勢を出来るだけ真っすぐにして行いましょう。

バランスに自信がない人は壁や机などに手をついて行いましょう。

1分間の片脚立ちは、53分間相当のウォーキングと同等の運動量と言われています。

スクワット

深呼吸をするペースで5~6回ほど繰り返します。

これも1日3回行います。

スクワット運動は、足幅を肩幅より少し広くとり、つま先を少し外側に向けて立ちます。

膝がつま先より前に出ないように気をつけながら、膝を曲げるというより、お尻を後ろに引くように腰を下ろしましょう。

膝に負担がかかり過ぎないように、90°以上曲げないようにしましょう。

急にスクワットをして、負担がかかり過ぎて膝に炎症を起こし、水が溜まってしまったなんて話はけっこう多いんですよ。

あと、「膝をつま先より出さないようにお尻を後ろに引く」と言葉で書くと簡単そうですが、実際に行ってみると意外とできないものです。

直接指導しても高齢者になるほど難しいのが現状です。

その場合、後ろに椅子を置いてゆっくりと立ち座りを繰り返してもらう事から始めて下さい。

その後は、立ち上がって数㎝お尻を浮かせた姿勢をキープする事を行い、正しいスクワット姿勢を覚えてから行いましょう。

ロコトレ応用の2種目

ヒールレイズ

踵上げの運動でふくらはぎの筋肉のトレーニングです。

両足をそろえて立った姿勢から、踵を上げてゆっくりと降ろす動作を繰り返します。

1回あたり10回を目標に行い、1日3回行うようにしましょう。

バランスが不安定な人は、壁や机を支えにして行っても良いです。

類似した運動に、踵を上げたあとゆっくり降ろす所をストンと落とすように行う方法もあります。

こちらの運動のメリットは骨に振動刺激を入れる事で、骨粗しょう症予防の体操になります。

目的に応じて踵の降ろし方を変えましょう。

フロントランジ

立った姿勢から、片方の脚を前に大きく一歩踏み出すように出します。

この時に太ももが水平になるくらいまで腰を落とせるのが理想的ですが、筋力が弱い人やバランスが悪い人は出来る範囲で行ってください。

また、自身がない人も手すりや壁などでバランスを保持しながら行うようにしましょう。

前に出した脚を元の位置に戻しながら直立姿勢に直り、次に反対側の脚で同じように行います。

1回につき片脚5回ずつ、1日3回を目安に行いましょう。

自宅で出来るトレーニング

段差昇降運動

自宅にある階段や段差で行えます。

段差一段だけを使って、リズムよく上り下りを繰り返します。

慣れないうちは1分間くらいを目安に行いましょう。

慣れてきたら3分間くらい続けられるのを目標に頑張ってみましょう。

段差昇降は単純な運動ではありますが、下肢筋力の強化や心肺機能の強化に最適です。

ただ、シンプルにしんどいので運動のモチベーションが低い人には不向きというかやりたがらないでしょう。

前向きに行ったら、次は後ろ向きに行いましょう。

後ろ向きに行うメリットは猫背の姿勢の改善です。

高齢者って背中が丸くなり、前のめりの姿勢になりやすいじゃないですか?

段差昇降を前向きで行うと、前のめりの姿勢が助長されやすいんです。

そこで、反対に後ろ向きでも行うわけですね。

後ろ向きに段差昇降を行うとどうなるか?

重心移動を後ろに行わないといけないので、自然と姿勢は伸びやすくなります。

なおかつ反対向きでの運動は、普段とは違う筋肉の収縮の仕方をするので、運動スピードをコントロールする力もついてきます。

外にウォーキングなど行けない時なんかに行ってみて下さい。

短い時間で高強度の運動が可能ですよ。

高齢者に運動をしてもらうためには、きつくない強度から始めないとなかなか運動のモチベ―ションを保つのが難しいです。

紹介した運動は短時間で出来るものになりますので、まずは始めてもらう事から。

運動を続けていく中で、続けられた経験が自信やモチベーションに変わることもあれば、身体が動きやすくなったなどの実感が得られると、継続しやすいでしょう。

例えば「旅行に行く。」など明確な目標がある方が、運動のモチベーションも保ちやすいはずです。

長寿のために、何か励みになるような目標を探してみてもいいかもしれませんね。

それでは最後にまとめましょう。

まとめ

高齢者が自宅で行いやすい、ロコトレを紹介しました。

ロコトレは日本整形外科学会が高齢者向けの運動として推奨している運動方法です。

基本の2種目で紹介した、「片脚立ち」と「スクワット」は1日3回を目安に行うように生活の中に取りいれましょう。

人間が長く健康に人生を全うするためにも、運動は欠かせないものです。

出来るだけ早い段階から運動習慣を身につけておきたいものですね。

圧迫骨折のコルセット装着期間の目安は?寝る時は外して良いのか?

圧迫骨折の治療をする上で、コルセットは骨折部の保護のために非常に重要です。

でも、コルセットって煩わしいですよね。

動きは制限されるし、夏場は着けているだけで暑いし出来るだけ早く取りたいという人はかなり多いです。

コルセットっていつまで着けないといけないのでしょうか?

今回はコルセットの役割や装着期間、注意点など説明していきます。

コルセットの役割と種類

コルセットは骨折部の保護のために着けます。

圧迫骨折の場合は、身体を「前にかがめる動作」と「捻る動作」が負担のかかる動作となりますので、その動きを止めてくれる役割がコルセットには求められます。

コルセットには硬性と軟性2種類の硬さのコルセットがあり、硬性コルセットはしっかりしていて動きを制限する機能が強い反面動きにくく、軟性コルセットは動きを制限する機能が弱い分、動きやすいという特徴があります。

骨折の程度によって使い分けがされており、どのコルセットが良いかは医師が判断し処方するので、その処方に従うしかありません。

コルセットをして安静にしているのに、骨がつぶれるのが進行してしまったり、痛みが軽減しないのであればセカンドオピニオンで他の医師に相談してみても良いかもしれません。

コルセットが保護しているのは、前後方向と捻る方向へ動いた時のストレスに対してなので、コルセットをしているから起き上がって何をしても良いというわけではありません。

背骨は体重を支持する骨なので、「立つ」「座る」でも骨には体重がかかります。

コルセットには体重を支持するストレスに対しての保護作用はありませんので、受傷後間もない時にはコルセットをしているからといって、あまり活動的な事はしないように注意しましょう。

コルセットの装着期間

コルセットの装着期間は約3カ月が目安です。

3カ月というのは、圧迫骨折した背骨の強度が元の状態近くまで回復する期間です。

骨の状態によるので、骨の治りが悪い場合にはそれ以上にコルセットの装着期間が長くなる場合もあります。

コルセットを早く外したければ、きちんと安静にして骨折部に負担をかけない生活を送る事です。

圧迫骨折について詳しく知りたい方は以下を参考にして下さい。
圧迫骨折とはどんな骨折?治療法と安静期間の過ごし方 (karada-reset.com)

圧迫骨折で自宅療養の注意点と生活動作の方法 (karada-reset.com)

コルセット装着の注意点

装着方法

圧迫骨折でのコルセット装着時の注意点は、「高さ」です。

骨折部がきちんと保護されるためには骨折した背骨よりも3個分以上の高さからコルセットを装着しなければなりません。

ただ、「何番目の骨の圧迫骨折」は知っていても、それが実際にどのくらいに高さに位置する骨なのかは素人には分からないのがほとんどでしょう。

病院でコルセットの着け方は最初に指導されるはずなので、その時にしっかり聞いておき、どのくらいの高さにコルセットをつけるか自分なりに指標を持っておくと良いでしょう。

以下に、受傷部位別の高さの目安を記しておきます。

胸腰椎移行部(第12胸椎~第1腰椎):鎖骨より1~2㎝下~肩甲骨の一番下までの範囲の間
中位胸椎(第7~8胸椎):鎖骨より1~2㎝下
腰椎:剣状突起下縁(みぞおちの少し上)

寝る時の取り扱い

寝る時まで着けているのは苦しくて寝づらいから寝る時くらいは外したいという相談は多いです。

基本は寝ている時でもコルセットを着けておく方が骨折部は安全です。

実際に外して良いかは骨折の程度や時期にもよるので、診てもらっているお医者さんから許可をもらいましょう。

相談してみると、「寝る時はコルセットのベルトを緩めてよい」や「寝る時だけ外して、起きる時にはしっかりつけて下さい」などその時の状態に応じて許可してくれる事があります。

コルセットを外す時の注意点は起きる前にコルセットを装着する事です。

起き上がる時には腹筋に力が入りやすく、骨折部にかかる負担が大きい動作です。

コルセットの着脱は横になってから行う方が望ましいでしょう。

仰向けになってベルトを外したら、横向きになりコルセットを抜きます。

起きる時には反対の手順で、横向きになりコルセットを側面に当てたら寝転がって仰向けになり、ベルトを締めましょう。

言葉で説明すると簡単そうですが、寝ての着脱は難しいです。

介助者がいればお手伝いしてもらった方が良いですし、どうしても一人で難しい場合は、気をつけながら一度起き上がり、座ってから着けるしかありません。

その際は十分に注意して行うようにしましょう。

それでは最後に今回の内容をまとめていきましょう。

まとめ

圧迫骨折の治療を行う上でコルセットの役割は非常に大きく、主な役割は骨折部の保護。

特に骨折部に負担のかかる「身体を前にかがめる動作」と「捻る動作」の2つを制限する役目があります。

コルセットをしていれば、何でもして良いというわけではありません。

自分の体重を受けるという荷重負荷に対しては、コルセットは役に立ちません。

そのため、受傷後間もない期間はコルセットをしていても極力寝て過ごし、骨折部にかかる負担を減らす必要があります。

コルセットの装着期間は約3カ月。

コルセットを着ける高さの位置は骨折した部位によって変わりますので、注意しましょう。

寝る時に外す場合は医師に相談して許可をもらってから行いましょう。

圧迫骨折の症状と痛みの期間と後遺症

圧迫骨折とは背骨がつぶれて変形してしまう骨折です。

この圧迫骨折は治療する上でいくつか注意点があり、それを守っていないと後遺症が出てしまい、下手すると手術が必要になってしまう事もあります。

誰だって手術が必要な状態になってしまうのは嫌だと思いますが、圧迫骨折の療養は意外と難しく、生活の活動量を同程度したらよいかなど判断が難しい事もあります。

今回は圧迫骨折を治療する上で知っておきたい、特徴的な症状は痛みの続く期間や後遺症についてお伝えしていきます。

圧迫骨折の症状

圧迫骨折の症状は「起きたり、立ち上がる時に激しい痛みがあるが、一度立ってしまえば歩く時の痛みはさほどない。」というのが特徴的な痛みの訴え方になります。

圧迫骨折は背骨の前側の椎体(ついたい)という部分がつぶれる骨折なので、起きあがろうとした時の腹筋の力で身体が前かがみになろうとする刺激や立ち上がる時に身体を少し前にかがめて行う刺激で痛みが出現します。

高齢の女性に多くみられる骨折なので、このような訴えを聞く事があれば、まず圧迫骨折を疑った方が良いでしょう。

医師が診察する時には叩打痛(こうだつう)といって、背中をポンポンと軽くたたき響くような痛みがあるかどうかを確認することが多いです。

最終的には画像所見で確定診断を行いますので、レントゲンやMRIでの判断が必要ですが、圧迫骨折と疑わしい症状はさきほどのような痛みの訴えと叩打痛といっても良いでしょう。

同じような痛みの訴えをしている方でも画像診断をしてみると圧迫骨折はないという事もあり得ますので、参考程度にして下さい。

自己判断では、あくまで「圧迫骨折かもしれない。」で留めておき、近くの整形外科で診断してもらいましょう。

「こんな症状が出ている人は病院に行った方が良いですよ。」という事です。

痛みの期間

圧迫骨折の痛みは動くたびに痛みが出る事が多いので非常に辛いです。

寝がえり、起き上がりという動作も痛くてゆっくりしかできないという人をたくさん見てきました。

本当に痛みが辛そうで、「いつ痛みが軽くなるのか?」と聞かれる事も多いです。

痛みの出現期間は個人差が大きい事もあるので、あくまで目安でしか答えられませんが、だいたい2週間程安静にしていると少し痛みは軽減している人が多いです。

約1カ月も経過すると、まだ少し痛みが残っていますが、起きたりするのもそんなに辛くない程度になっている人が多いです。

圧迫骨折の痛みが辛い人は、まず一カ月を目途に頑張ってみてください。

もちろんこれはきちんと安静にしていればという事で、痛みを我慢して動き回っていたりすると骨折部分に追加でダメージを受けてしまうので、痛みの治りも遅くなりますよ。

痛みが軽くなるのは良い事なのですが、1カ月を過ぎた頃から注意して欲しい事は「動き過ぎない」事です。

圧迫骨折の骨癒合(こつゆごう)、骨の状態が落ち着くまでは約3カ月かかります。

人によっては遷延治癒(せんえんちゆ)といって、骨の状態が良くなるまでの期間が長くかかってしまう事もあります。

骨折部分の状態が万全でない時に動く量が増えてしまうと、どうなるでしょう?

骨の治りが悪くなるんです。

痛みが軽くなって動くのにも辛くなくなったので、「治った!」と思ってしまう人も多いんですが、受傷後1カ月~3カ月の期間はまだあまり無理して欲しくない時期です。

普段の生活動作くらいなら大丈夫でしょうが、激しい運動や長時間の外出なんかは避けましょう。

無理をし過ぎると後遺症が起こる可能性があります。

次の項で、圧迫骨折で注意すべき後遺症について説明します。

後遺症は?

偽関節(ぎかんせつ)

圧迫骨折の後遺症で一番注意すべきものです。

偽関節とは本来動くことのない骨の場所が、骨がきちんとくっつかなかったことで関節のある部分のように動くようになってしまう状態です。

この状態になってしまうと、本来は骨で安定している場所が不安定になってしまうので、動作を行うたびに痛みを引き起こしてしまう事になります。

この偽関節の状態になってしまっては、手術療法しか選択肢がありません。

骨の状態が落ち着く目安は約3カ月です。

この期間は特に骨折部に負担のかかる動作は控えるようにしておきましょう。

神経障害

骨折部に負担のかかる動作を行ってしまった結果、つぶれた椎体がさらにつぶれてしまったり、偽関節の状態となってしまうと、後ろにある脊髄神経に当たってしまう事があります。

こうなってしまうと、神経性の痛みが出現してしまいます。

この場合も根本的に治療するのであれば、手術しか選択肢がなくなります。

椎体の圧潰は早ければ2~3日、遅くとも2~3週で完成すると言われています。

定期的にレントゲンを取る事でさらにつぶれていないか確認はできますが、最初の一カ月は特に注意して生活動作を行うようにしましょう。

腰背部痛

圧迫骨折を受傷後に一番多いのが、背中や腰周りの筋肉が張る事による筋肉性の痛みです。

圧迫骨折では背骨の椎体と言う前側の部分がつぶれて変形してしまうわけなんで、どうしても背中が丸くなってしまいやすい。

背中が丸くなると、上半身の重みが前側にかかりますので、それを止める役割が必要です。

その役割は腰背部にある筋肉になるので、背中が丸くなる事で腰背部の筋肉には負担がかかりやすくなるため筋肉が張ってしまい腰痛が引き起こされやすくなります。

対処法としては背筋を鍛えて背中が丸くなりにくいようにする事や背骨を後ろに反らす柔軟性を獲得する事になります。

まとめ

圧迫骨折の特徴的な症状は「起きたり、立ち上がる時に激しい痛みがあるが、一度立ってしまえば歩く時の痛みはさほどない」です。

痛みが治まるまでには4週間くらいが目安で、骨がしっかりした状態になるまでには約3カ月が目安の期間となります。

そのため、受傷後から3カ月は特に気をつけて過ごしたい期間と言えます。

骨癒合がうまくいかないと、後遺症として「偽関節」や「神経障害による痛み」が引き起こされてしまう可能性があり、そうなってしまうと根本的に治すためには手術が必要になります。

腰背部痛は圧迫骨折を受傷された方に起こりやすくなり、その対処法は背中の筋肉を鍛えたり、反らす柔軟性を改善する事になります。