【健康習慣】朝コップ一杯の水を飲んだ方が良い理由
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健康でいられるために習慣化していることはありますか?

朝起きてすぐにコップ一杯の水を飲む習慣をつけることは、健康に良いと聞いたことはありませんか?

確かにこの習慣には病気のリスクを下げて、老化現象を遅らせる働きがあります。

この記事では何故朝コップ一杯の水を飲むことが健康に良いのかについて解説します。

朝から水を飲むだけならお金も時間もほとんどかからないので健康習慣にはおススメです。

朝の時間帯は一番水分量が少ない

朝の時間帯は一日の中で、血液濃度が一番高いと言われています。

その理由は、睡眠中は水分補給はできないので、体内の水分量がかなり少なくなっているからです。

夏なら寝ている間に汗をかいているのでわかりやすいですが、意外と冬でも寝ている間に汗をかいてしまっています。

体内の水分量が少ないという事は血液の流れも悪くなります。

サラサラ血液がドロドロ血液に近くなっているイメージです。

早朝の時間は脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすい時間とも言われています。

これは血液がドロドロ血液に近くなり、血管が詰まりやすくなっているからです。

朝起きたら、まずコップ一杯の水を飲み水分補給をすることで、脱水症状を防ぎ、病気のリスクを下げることができるわけです。

自律神経を整える

朝起きて水を飲むことは、自律神経を整える役割があります。

朝は自律神経が副交感神経から交感神経に切り替わるので、起きた直後は自律神経の状態は不安定です。

水を飲むことで胃腸を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にすることで、副交感神経の働きが高まります。

朝起きる時に交感神経が高まり、副交感神経の働きが低くなっていく時に、副交感神経を刺激するのは良い事なのかと疑問が出てきそうですが、それで良いのです。

自律神経の良い状態は交感神経、副交感神経どちらの働きも高い状態でバランスが取れている事です。

どちらか一方が優位になっている状態は自律神経としては不安定な状態なわけです。

朝起きた時点で交感神経の働きが高まっていく時間帯に、水を飲んで胃腸を刺激する事で副交感神経の働きも高めておくことが身体の健康としては重要なんです。

血糖値の急上昇を押さえてくれる

朝は朝食を取る時間でもあります。

朝食を食べると血糖値が上昇しますが、朝からコップ一杯の水を飲む(厳密には食前に飲む)ことで、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

水を飲むことで血液濃度が下がり、血液中に含まれる糖の量が分散されるわけです。

糖は比較的大きい物質になるので、血糖値が高ければ血管を傷つけるリスクが大きくなります。

後述しますが、血管年齢という言葉があるように血管の老化は身体の老化につながっています。

血流が悪くなると老化現象が早まるので、血管を元気に保つことが老化予防の原則です。

食前にコップ一杯の水を飲むことで血糖値の急上昇を押さえてくれ、血管を傷つけるのを防いでくれます。

老化を防ぐ

人間の身体の60~70%は水分と言われています。

その水分量が高ければ高いほど若々しくなり、低くなると肌艶もなくなり年老いて見えるのは容易に想像できるでしょう。

加齢により、細胞に含まれる水分量は年々減少します。

普段から意識的に水分を摂取している人とそうでない人では、細胞のみずみずしさが違います。

細胞は水分不足になると、細胞内の水分をうまく排出できなくなり、有害物質がたまり老化現象が早くなります。

反対に水分が十分に足りている状態では新陳代謝がうまく出来、若々しい細胞に常に置き換えられるので、若々しくいられるというわけです。

また、朝は一番体内の水分量が不足しており、その結果血液もドロドロ血液に近くなっている事は先ほどお伝えしました。

このドロドロ血液に近い状態を早く解消するのが、血管の老化を防ぐことになります。

ドロドロ血液では、血液の流れが悪くなり血管を傷つけながら流れてしまいます。

血流が悪い、血管のダメージがある、これらも老化現象を早める原因です。

朝の時間帯は交感神経の働きが高まり、副交感神経が弱まる時間帯です。

交感神経が優位になると血管は収縮します。

血液の通り道が狭くなりやすいという事です。

狭い血管にドロドロ血液が通ろうとすると、血管を傷つけてしまうのは容易に想像できるでしょう。

これが日常的に行われてしまうと老化現象を早めてしまうわけです。

まとめ

朝の身体の状態は水分量が一番少なく、交感神経が高まってくる時間帯です。

身体の状態は交感神経の働きで血液の通り道が狭くなり、水分不足からドロドロ血液がその中をなんとか通っている状態なわけです。

そりゃあ、脳梗塞や心筋梗塞など血管が詰まるリスクになりますし、全身状態も悪くなるはずです。

朝起きてからコップ一杯の水を飲む習慣をつけるだけで、病気のリスクが下がり、若くいられ(脱水状態にならない)、健康でいられる(自律神経のバランスが整う)のであれば、これほど素晴らしい習慣はないでしょう。

みなさんも朝起きぬけに水を飲む習慣を身につけましょう。

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