腰痛が朝だけ出てしまう原因と対処法
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「朝起きると腰が痛い。」

朝から腰痛があるとその日一日の気分も滅入ってしまいそうですね。

朝だけ腰痛がある人は、動いていると少しずつ楽になってくる場合が多いです。

こういった特徴がある人は安心してください。

きちんと原因と対処法を行えば、朝だけ腰痛は改善します。

この記事では朝だけ出てしまう腰痛の原因と対処法についてお伝えします。

朝だけ腰痛の原因

朝だけ腰痛の場合、【筋肉の硬さ】が原因であることがかなり多いです。

起床直後は一日の中で最も身体が硬い時間帯です。

起床前はもちろん寝ているので、身体はほとんど動いていません(寝返りの頻度にもよりますが・・・。)

子供の寝相と大人の寝相を比べると、子供は寝ていても良く動きますが、大人になるほどあまり動かなくなります。

子供の時は同じ姿勢を続けることによって身体の一部にストレスを受けていると感じると寝返りなどを無意識に行いますが、大人になって身体が硬くなったり、デスクワークなどで動くことが少なくなってくると、動かない事に慣れてしまい寝返りなどもあまりしなくなってしまいます。

動物的にみると、もちろん子供のように動き回ってストレスをためない方が自然です。

朝だけ腰痛がある人は、寝ている時間帯で身体が硬くなってしまった結果で起きてしまっています。

なので、朝に腰痛があっても動いているうちに腰痛が落ち着いてくるというのも、動く中で筋肉が収縮したりする中で適度に刺激されて硬さがとれてくるから日中は楽に生活できるわけです。

さて、朝だけ腰痛の原因が分かったところで、次は対処法について知りたい所でしょう。

次の項で対処法についてみていきましょう。

朝だけ腰痛の対処法

朝だけ腰痛の原因は【筋肉の硬さ】によるものだったので、対処法は何となく察しがついているかもしれません。

そうです、対処法は【ストレッチ】です。

ストレッチで身体の柔軟性を改善すると朝の腰痛は軽減します。

では、何をすれば良いのでしょうか?

ココが問題なんですね。

「筋肉の硬さが原因なのは分かって、それじゃあストレッチをしなくちゃ。」ってまでは分かっても、何のストレッチをしたら良いのか分からない。

ストレッチと言っても、調べればたくさん出てきます。

色んなやり方がありますし、厳密にいえばどの筋肉が硬いかによってもやり方が変わってしまいます。

なので、ココでご紹介する方法は腰周りの筋肉全体的に動かせるストレッチ方法をお伝えします。

まずはこの方法で試してみて、あまり改善できないようであれば専門家に相談しましょう。

起床後に行うストレッチ方法

朝だけ腰痛がある場合は、起床後にしっかり筋肉をストレッチしてあげることで改善する可能性が高いです。

身体の回旋運動

まずは身体を捻って、腰からお尻周りの筋肉を伸ばしましょう。

仰向けの状態で両膝を曲げて脚を立てます。

そこから膝を左右に倒します。

この時に身体はできるだけ真っすぐを保ちたいので、肩甲骨が布団から離れないようにしましょう。

次に一方の脚を膝に引っかけて、引っかけた側に脚を倒します。

右脚を左脚にひっかけたのなら、右側に倒しましょう。

両脚を一緒に倒す運動よりも少し腰周りの筋肉のストレッチ効果が増しているはずです。

最後に一方の脚を伸ばして、もう一方の脚で股関節を胸にくっつけるように抱え込みます。

その後に曲げた状態をキープしながら反対側に(右脚を抱えているのであれば左側に)持っていきましょう。

この運動をすることで、お尻のストレッチを行うことが出来ます。

次に体幹の方を捻っていきましょう。

まずは横向きに寝て、軽く股関節と膝を曲げて、両脚を重ねます。

分かりやすいように、今回は左向きの横向きを例にして説明していきます。

左向きの横向きであれば、右側が上側にきます。

右手で頭の後頭部に手のひらをあてて、肘を後ろ側に引くようにして体を捻っていきましょう。

目線は肘先を見るような感じでしてもらうと自然な形で体幹の捻り運動が出来ます。

運動の最終域で5~10秒程その体制をキープしたら元に戻す、を繰り返します。

何度か行って運動範囲が徐々に広がってきたら、後頭部に当てていた手を一旦離して、腕を前側に伸ばして、両手を重ねます。

この時の腕の位置は、身体と直角になるようにします。

この状態から体を捻りながら、右腕を伸ばした状態で、手を後方に移動させるようにします。

この運動をする事で、より胸の筋肉がストレッチされます。

朝の忙しい時間なので、まずはこの2つを取り組んでみてください。

まとめ

朝の起床後に腰痛があり、日中動いていると徐々に痛みが取れてくる、朝だけ腰痛の場合は筋肉が痛みの原因と考えられます。

朝腰痛があり、動くのが辛いのであれば、準備体操をするように朝からストレッチをするのが効果的です。

ストレッチもただ筋肉を伸ばすのではなく、全身を動かしていく中で筋肉を収縮・弛緩させて硬くなった筋肉の血流を改善していくようなものが勧められます。

今回紹介したストレッチは特定の筋肉を伸ばすものではなく、全身を大きく動かして行う方法です。

まずはこれらの運動を朝の起床後に行ってみてはどうでしょうか?

質問や感想などあればコメントください。

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