知っておきたい老化を防ぐ調理法!加熱の温度で老化が変わる。
<スポンサーリンク>

実年齢より老けてみられたらショックです。

40歳近くになって、老けてみられて喜ぶ人はいないでしょう。

老化のスピードには個人差がありますが、この個人差は日々の食生活から来ています。

何をどのように食べるのかによって老化のスピードは変わります。

誰しも身体の老化は避けられませんが、少しの食事の知識で老化スピードは変えられ、若々しく健康に人生を送る事が出来ます。

この記事を読む事で、調理法が老化とどう関係があるかと老化を防ぐ豆知識が分かります。

老化の原因とは

老化現象の原因となるのは「酸化」と「糖化」です。

詳しくはコチラの記事を参照ください。 ☞老化の原因「酸化」と「糖化」に注意!

簡単に説明すると、老化現象は以下の2つが原因で加速します。

酸化=体のサビ

糖化=体のコゲ

酸化は呼吸で酸素を取りこんだ時に出来る活性酸素の量が増えてしまった状態です。

糖化は体内の過剰な糖質とタンパク質が混ざって出来るAGE(終末糖化産物)という物質が体内に蓄積してしまう事で起きます。

最近ではこの糖化が老化現象を早める最大の原因として注目されており、糖化を防止するためには「何を食べるか」、「どう調理するか」が大事になってきます。

調理法によっても糖化の影響は変わってくるので、どの調理法が良いのか知っておきたい所です。

老化を防ぐ調理法

AGEは糖質とタンパク質が結合して出来るもので、高熱を加えると大量にできてしまう特徴があります。

一番は加熱しない「生で食べる」のが良いでしょう。

だけど、「生で食べる」だけでは限界があります。

糖化を防ぐ調理法としては「蒸す、ゆでる、煮る」がオススメです。

これらの特徴は水の熱を利用する調理法なので、100℃を超える事がない事です

食材に加熱しすぎる事がないため、AGEの産生を抑える事が可能です。

老化を早める調理法

糖化は体のコゲと表現しましたが、簡単に言うとコゲが出来る調理法がNGという事になります。

焼く、揚げる」です。

唐揚げやフライドポテト、焼肉など、好きな食べ物として挙がりやすい食べ物の調理法ですが、その調理法は老化現象を早めるAGEが大量に出来てしまっています。

焼く・揚げるでは170℃~200℃の加熱がかかり、オーブンや窯などでは300℃近い加熱が

かかります。

鶏の胸肉の加熱法の違いによるAGE量を例にすると、煮ると1.5倍、焼くと7.5倍、揚げると約10倍近く変わってくるようです。

高温での調理はコゲが出来てしまいますが、このコゲこそがAGEです。

焼き色で茶色く色づいた食べ物にも大量のAGEが含まれていると理解しておいて良いでしょう。

<スポンサーリンク>

老けないための食事術

「生で食べられる物は生で」を基本に、出来るだけ高温調理は避けるようにしましょう。

かといっても、それだけでは限界がありますし、時には揚げ物も食べたくなりますし、バーベキューや焼肉なんかも楽しみたいですね。

そんな時の強い味方がレモンなどに含まれるクエン酸です。

酢やレモンにはAGEを減らす効果があるんです。

揚げ物に酢やレモン汁をかけるだけでAGEの量が半減したという研究結果もあるようです。

鶏の唐揚げにレモンが付いてきたり、中華料理屋のテーブルには酢が置かれていたりというのは、理に適っていたわけです。

酢やレモン汁に抵抗がない人は積極的に利用すると老化防止に役立ちます。

主食はお米を中心にしましょう。

パンやコーンフレークで簡単に済ませる人もいますが、老けたくないのであればお米です。

主食となる米やパン、麺類などの炭水化物は糖質で、過剰摂取は糖化の原因になります。

その中でもお米と比較して、食パンには約3倍、コーンフレークには約8倍、パスタなら約12倍のAGEが含まれます。

日常的に食べる主食はお米が一番良いです。

果物類を積極的に取るのもおススメです。

果物には抗酸化作用があります。

特に酸味があるキウイやオレンジ、レモンなどの柑橘系がオススメです。

ただ、果物類には糖質も多いので、ジュースとして摂取する場合は糖質の取り過ぎになるのであまりオススメは出来ません。

まとめ

老化を防ぐ調理法は「蒸す・ゆでる・煮る」がオススメです。

「揚げる・焼く」調理法は高温で加熱するため、老化の原因となるAGEが大量に発生してしまいます。

「生で食べられる物は生で」を原則にできるだけ生に近い状態のものが老化防止になると覚えておきましょう。

高温加熱をする事で食材には茶色~黒色がつきます。

単純に色で判断してもほとんど間違いはないでしょう。

揚げ物や焼き物を食べる時のお供は酢やレモン汁。

これらをかけて食べるだけでAGEが半減出来るので、積極的に使いましょう。

おすすめの記事