食後の太らない過ごし方!ダイエットの新常識。
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食後はついダラダラとしたりゴロゴロと寝転んだりしていませんか?

実は食後の過ごし方はとても大切で、この過ごし方を変えるだけで太りにくくなり、ダイエット中の人には減量効果があります。

「食後すぐに動いてはいけない」と思っていませんか?

この考え、今の時代では時代遅れです。

この記事では、食後の正しい過ごし方についてお伝えします。

太らない食後の過ごし方

太らない食後の過ごし方はこれです。

まず食後すぐは体内の血糖値が上がっています。

この血糖値が太る原因です。

太る本当の原因はカロリーの摂り過ぎじゃないって事は知っていましたか?

知らなかった人はこの記事も読んでみてください
太る原因はカロリーじゃなく「インスリン」!知っておきたい太るメカニズム

食べ物を消化・吸収する過程で血液中に糖分を送りこみ、血管を通して全身を巡って筋肉などがエネルギー源として糖を消費する事で人間の身体は動きます。

適量であれば害はありませんが、近年の食事はどうしても糖質が多くなりやすく、使いきれずに余った糖質が脂肪として蓄えられるわけです。

食後すぐは一番血糖値が高い状態なので、この糖質をできるだけ消費する工夫が出来れば、太りにくくなります。

すごく単純な話ですが、体内にインした分をすぐ消費するだけなんです。

ここでの運動が指すのは、ウォーキング程度の軽めの運動強度です。

食後すぐに軽めの運動を始める事で、体内に吸収された糖が消費されるので、余る糖質が少なくて済みます。

食後15分以内に血糖値が上がるので、15分以内に運動を開始するのが望ましいです。

運動時間は20分を目安に行うと良いのですが、その時間が取れない場合でも「食後は運動する」という意識を常に持っておく事で、座ったままで出来る軽い運動をするなど工夫すればオッケーです。

「食後すぐに動いてはいけない」の本当の意味

食後すぐに運動するとは言ったものの、食後すぐに運動はいけないのでは?と思った人もいるでしょう?

親からそう言われた記憶がある人も多いかもしれません。

「食後すぐに動いてはいけない」というのは、消化の邪魔をしないようにという意味です。

食べ物が胃の中に入るとそれを消化するために内蔵に血液が集中するように身体は出来ています。

自律神経の副交感神経の働きが高まるように身体は反応するわけです。

運動は交感神経の働きが高まってしまうので、運動する事で内臓の働きを邪魔して消化不良を起こす可能性があるので、食後すぐは運動してはいけないと考えられたのでしょう。

確かに一理ありそうな考えですが、これは「激しい運動」をした場合に限ってです。

食後すぐに全力でダッシュや筋トレ、スポーツの試合を行うくらいの運動強度は適していませんが、ウォーキングに近い運動強度ならリラックスして行えるので自律神経の働きを邪魔せずに運動できます。

食後はゆっくり休んで過ごすは、実は太る原因の一つだったのです。

食後すぐに運動するメリット

食後すぐに運動をする事で「糖」が消費され、糖を脂肪として蓄える量が少なくなるメリットは先ほどセル名しました。

これ以外にも得られるメリットをご紹介します。

食欲抑えて腹八分目がしやすい

食後すぐにウォーキングに出かけるとしたらどうでしょう?

満腹になるまで食べますか?

恐らくそれでも満腹になるまで食べるという人は少数派でしょう。

すぐに運動することを念頭においておけば、自ずとすぐに運動ができる程度の食事量でストップします。

腹八分目の状態です。

単純に腹八分目にしましょうと言われても、僕は残念ながら出来ません。

でも、食後に運動する予定があるのであれば、出来るでしょう。

だって、お腹いっぱいで運動するのはシンドイから。

予定がある事でダラダラ食事をすることも防げるので、一石二鳥です。

運動習慣が身に付きやすい

運動をしなければとウォーキングを始めても、3日坊主で終わったなんて経験も多いのではないでしょうか?

運動を始めて一番難しいのは継続する事。

「ダイエットをしよう」「筋トレして代謝を上げよう」などと意気込んで、初日はやる気に満ち溢れていたのに、2日、3日と徐々に尻つぼみになって、1週間も持たずに終わってしまった経験はあるのではないでしょうか!?

それが悪いわけでもなく、人間ってそんなもんなんですw。

だからこそ、継続できる仕組み作りが重要になるわけです。

その一つとして、食事という誰でもある程度決まった時間に行う行為とセットにする事で継続しやすくなるわけです。

入浴後のストレッチと近い感じです。

お風呂で身体が温まって筋肉が伸びやすくなっている時にストレッチをしましょうという事は理にかなってもいるし、お風呂もある程度決まった時間に誰でも毎日行う行為とセットになっているので、継続しやすいわけです。

「ストレッチ暇な時間にやりましょう」よりかは圧倒的に継続力が違ってきます。

「時間を見つけて毎日少しでいいから運動してください」よりも「食後15分以内に20分くらい運動しましょう」の方が運動を始める時間も明確になっているため継続しやすいのです。

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食後の運動例

食後の運動はウォーキングを挙げましたが、外に出ていけない、あまり時間がないという人向けに運動例をご紹介します。

その場足踏み、段差昇降

外に出れない人はその場足踏みや段差昇降でもOKです。

単に足踏みするだけでも良いですが、大きく脚を上げたり、腕を大きく振ったりと動作を大きくするとより効果的です。

段差昇降は運動強度もあり、段差が一段でもあれば出来ます。

普通に前向きに行うパターンと後ろ向きに行うパターンでやれば筋肉の使い方にも変化が出ておススメです。

片脚バランス

片脚立位でバランス保持するだけでも運動になります。

地味な運動ですが、バランス感覚を高める事にもなるので、足部の障害予防や老後の転倒予防にも効果が期待出来ます。

1分を目安に出来れば十分で、交互に脚を変えながら行いましょう。

少し運動強度を上げたければ、踵上げしてそこからストンと落とすようにするとふくらはぎのトレーニングにもなります。

ランジ動作、スクワット

主にはお尻と太ももの筋肉を使う運動です。

ランジ動作は、直立位から一側の脚を前に出し、膝が90°くらいまで曲がるように腰を下げ、元の姿勢に戻るを左右に繰り返す運動です。

膝を90°まで曲げるのが難しい場合はもう少し角度を浅くして行いましょう。

前に出す脚を左右に変えてサイドランジという運動も良いでしょう。

スクワット運動でもお尻と太ももの筋肉をかなり使います。

スクワットをする場合は膝を曲げる意識で行わず、お尻を引いて膝を前に出さないように意識して行いましょう。

ランジ動作やスクワットの組み合わせのような運動がお相撲さんの四股踏みです。

四股踏みも股関節と膝を大きく動かすとても良い運動です。

ランジ動作、スクワット、四股踏み全てに共通する事ですが、体幹の軸を真っすぐに意識しておきましょう。

プランク

うつ伏せから肘を付いて、肘と脚とで上体を持ち上げた状態を保持する運動です。

主に腹筋のトレーニングで行いますが、この姿勢を保持する事で腕の筋肉や太ももの筋肉も使うので全身的なトレーニングになります。

横向きになり、肩肘ついて身体を持ち上げるサイドプランクも併せて行うと良いでしょう。

まとめ

食後はすぐに血糖値が上がります。

この糖を早めに使うように食後すぐに運動する事が太らない過ごし方になります。

運動は食後15分以内に20分程度の軽い運動を行うのが理想的です。

ウォーキングなどの軽めの運動や食後すぐには外出できない場合は、その場で出来る運動パターンを準備しておくと良いでしょう。

食後の運動はメリットが多く、ダイエットが成功しやすい良い習慣になりますので、是非食後の運動意識を持つようにしましょう!

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