google-site-verification=9Hq2345ryA3DRfXLh3W_WLqNp07yS2W8gHjgM458DFY

痛み・怪我

外くるぶしが歩くと痛い原因は足の捻挫の後遺症かも。

歩くと足の外くるぶし周囲に痛みが出てしまう。

このような症状は、過去に経験した足の捻挫が原因になっている場合があります。

足の捻挫を経験した事ある人はけっこう多いと思います。

スポーツ活動中の怪我や普段の生活の何気ない動作でも足を捻ってしまう事がありますが、足の捻挫をした後にキチンとした対処はされましたか?

足の捻挫は歩けない状態になったり、ものすごく腫れあがったら別ですが、ちょっと痛いくらいや少し我慢すれば生活できる程度の痛みでは病院で治療を受けない人も多いでしょう。

今回は外くるぶしの痛みが過去の捻挫がどのように影響しているのかと対処法としてのセルフエクササイズをご紹介します。

外くるぶしが痛くなる原因

外くるぶしが痛い原因は捻挫の後遺症が関係している事が多いです。

捻挫は靭帯の損傷で、靭帯がキチンとした対処を行っていなければ靭帯が緩んでしまっている状態になっています。

外くるぶしには「前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)」という足の安定性に関わっている靭帯がついています。

足の捻挫の大半はこの靭帯の損傷が伴っています。

足の捻挫のほとんどが足先が内側にグニャと捻ってしまう「内反捻挫」になりますが、この内側に足を捻る動きを制御している靭帯が「前距腓靭帯」になります。

靭帯の役割は関節が動き過ぎないように止める働きです。

靭帯が緩んでしまうと関節の動きは安定しなくなります。

関節が安定せずにグラグラと不安定な状態になり、その状態で動くとさらに靭帯にストレスをかけてしまうという悪循環が生まれます。

足の捻挫の経験がある人は、たいてい前距腓靭帯が緩んでしまっています。

足の捻挫なんて何年も前の事であっても、関節の安定性がないまま経過したのであれば、徐々に足のストレスとして蓄積され痛みとして出現してしまいます。

この靭帯の緩みに対してはある筋肉を鍛えて、靭帯の代わりに動きを制御する働きをしてもらわなければなりません。

その筋肉は「腓骨筋(ひこつきん)」です。

この腓骨筋はふくらはぎの外側にある筋肉で、足首から先を外側に動かす作用を持ちます。

ちょうど、足先から内側に捻る動きと反対の事をする筋肉です。

この筋肉の運動をする事で、前距腓靭帯の緩みで生じてしまった不安定性を改善できます。

では、さっそくこの筋肉の運動をご紹介‥‥。

と、その前に外くるぶしの痛みの原因自体に、この腓骨筋がなっている場合があります。

何故なら、足首がグラつくと半ば強制的にこの筋肉は働かざるをえないからです。

簡単に言うと、足首が不安定になるとこの筋肉にも負担がかかるという事です。

外くるぶしの痛みで、前側が痛いのであれば「前距腓靭帯」、後ろ側や下側の場合は腓骨筋の腱部分が痛みの原因となっている可能性が高いです。

足の安定性をチェック

足関節捻挫の経験があれば、前距腓靭帯に緩みがあり、足関節が安定しなくなっている可能性があります。

つまりは足関節を安定させなければなりません。

この安定性に関わる筋肉が腓骨筋という事でした。

まずは、この腓骨筋がちゃんと扱えているかチェックしましょう。

足首から先だけを外側に動かせますか?

この時にうまく動かせない人は膝や股関節から動かしてしまいますので注意してください。

足首の上を手で握って固定してから行ってみましょう。

足関節を上にあげた状態と下に降ろした状態のどちらでも外側に動かす事が出来るか確認しましょう。

次に立ってつま先立ちをしてみましょう。

どこの部分に体重が乗っていますか?

小指側に体重が乗っているようであれば、足関節は不安定になっている可能性があります。

足の親指と人差し指の間くらいに体重が乗っている感覚があれば大丈夫でしょう。

後ろから見てくれる人がいるのであれば、踵の向きをチェックしてもらいましょう。

踵が真っすぐあがらずに、外に流れているようであれば要注意ですよ。

外くるぶしの痛みに対するセルフエクササイズ

まずは足関節の硬くなっている動きを全体的にほぐしましょう。

捻挫の後遺症で足関節の不安定性がある場合は、足まわりの関節が硬くなっている関節があるはずです。

踵を全体的に握って、反対側の手で内くるぶしと外くるぶしを固定するように握り、踵を内側と外側とに動かしましょう。

次に腓骨筋の部分をマッサージします。

膝の外側やや下の部分に骨の出っ張りがあり、そこは腓骨頭と呼ばれる骨の部分です。

そこから下の方に向かって腓骨筋が走行しています。

硬くなっている部分があれば揉み解して動きを良くして挙げましょう。

腓骨筋のトレーニングをする前にしてあげると、腓骨筋が働きやすくなります。

マッサージが終われば腓骨筋のトレーニングです。

運動方法は先ほどチェックで行った動き(足首から先を外側に動かす)を繰り返すだけでも良いのですが、多少負荷をかけてあげた方が良いでしょう。

病院のリハビリではゴムチューブを使って負荷を加えますが、普通の家庭では持っている人の方が少ないでしょう。

その場合は使い古しのストッキングや靴下などでも代用できます。

負荷をかけすぎると上手く動かせない場合がありますので、軽い負荷で大丈夫です。

足首を上に反らした状態、足首を下に降ろしている状態の2パターンで行いましょう。

 

まとめ

足の外くるぶしが痛くなる原因は足関節捻挫の後遺症の可能性があります。

過去の捻挫後に靭帯が緩んだままの状態で対処がされていなければ、足関節は不安定な状態のままとなっている可能性が高く、その結果前距腓靭帯や腓骨筋へ過度のストレスがかかっている事が原因となっている事が考えられます。

足関節を安定させる事が出来れば、外くるぶしの痛みも解消できます。

紹介したエクササイズはほんの一例ですが、足関節の安定性には大事な機能です。

足関節の安定性チェックをして問題があるのであれば運動をしてみましょう。

それでは今回の内容は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

外反母趾の原因はアーチ構造の崩れ。予防のための運動は?

外反母趾はもっとも多くみられる足のトラブルです。

特に女性に多く、症状としては一般的に親指の付け根が痛くなります。

外反母趾に悩んでいる人はかなり多くいると思います。

ひどくなると親指が人差し指の上に乗ってしまうなど見た目も悪くなりますし、足の機能が上手く使えなくなるためにバランス能力の低下なども引き起こされてしまいます。

外反母趾は重度になると手術以外で治す事が難しくなります。

初期の段階や外反母趾になる前からしっかりと対策しておく事が重要です。

今回のこの記事を読む事で外反母趾の原因と予防法について理解を深めましょう。

外反母趾の原因

外反母趾とは足の親指が外側を向いてしまう状態です。

この外反母趾はひどくなってくると、隣にある足の人差し指の上に乗ってしまうようになってしまいます。

外反母趾は特に女性に多く、その原因の一つに靴の問題が挙げられます。

女性はハイヒールや靴の先端(つま先側)が細くなっている形状の靴が多く、そのような靴を履いた時には親指側も小指側も内側に圧迫されるような力が加わってしまいます。

さらにハイヒールの場合は踵が高くなっている分、つま先側に体重がより多くかかってしまう事もあり、さらに外反母趾になってしまうストレスが助長されてしまいます。

外反母趾の原因には靴の問題が取り上げられる事が多いのですが、もう一つ重要な問題があります。

それは足の機能の劣化です。

足にはアーチ構造があり、そのアーチが崩れる事が外反母趾の原因となる場合があります。

足の機能からみた外反母趾の原因

足のアーチ構造には内側縦アーチと外側縦アーチ、それと横アーチの3つがあります。

このアーチ構造があるおかげで自分の体重を支える事ができ、人間は2足歩行が出来るのです。

この3つのアーチ構造のうち、横アーチが崩れると外反母趾になりやすくなります。

横のアーチが崩れてしまうと「開帳足(かいちょうそく)」といって、足指の付け根の部分が横に広がってしまいます。

付け根の部分が広がる事によって相対的に親指の先端は内側の方に取り残される形になり、結果的に外反母趾になってしまうという事です。

また、扁平足の様に足の内側縦アーチの構造が崩れた場合も、外反母趾になりやすくなります。

内側のアーチ部分が落ち込む事と親指側に自分の体重が乗りやすくなります。

歩く時は前に進むために最後の蹴り出す時は親指側に体重が乗りますが、扁平足の状態では過剰に親指に体重が乗った状態で蹴り出しを行います。

歩く時の負担は少しのものですが、歩く事は人間の基本的な動きになります。

この負担の蓄積で、徐々に外反母趾へと移行してしまうという事です。

外反母趾にならないためには、この2つの足のアーチ構造は特に重要なものになっています。

少し専門的な話で難しくなりますが、特に内側アーチでは「後脛骨筋」や「長母趾屈筋」といった筋肉が上手く動かせなくなっている事が多く、横アーチでは「母趾内転筋」や「母趾外転筋」の機能が低下している事が多いです。

外反母趾は足の見た目も悪くなり、横に張り出してしまった骨の部分が靴などに擦れて痛くなったりしますので、出来るだけなりたくないですね。

外反母趾は日ごろからのケアで予防できます。

この予防法をこれからご紹介します。

外反母趾予防の運動

外反母趾の予防には先ほど挙げた筋肉を中心にトレーニングやケアを行い、機能を保つ事で予防ができます。

足指じゃんけん

足の指でグー、チョキ、パーを作ります。

グーは全ての指を曲げて作りますが、足の付け根の関節からしっかり曲げるようにしましょう。

チョキは親指が上で他の4本が下のパターンと親指が下で他の4本を上に反らす2つのパターンどちらも練習しましょう。

パーは一番難しいのですが、指と指の間に隙間ができるように開きます。

自分の力では足の指を開けない人は、足の指の間の手の指を入れていき足の指が開く感覚を養うことから始めましょう。

タオルギャザー

タオルを足の指でたぐりよ寄せるメジャーな運動方法です。

椅子に座り、床にタオルを引きタオルの端に足の指を乗せます。

足の指を曲げてタオルを掴みたぐり寄せ、足を開きタオルを離す事を繰り返します。

足の指の機能低下で上手くタオルがつかめない人は、まずは足指じゃんけんをしっかり練習しましょう。

物を掴むにはその前に足を開く動きが必要です。

実は足の指でパーが出来なければ、うまくタオルギャザーの運動はできないのです。

ショートフットエクササイズ

足を床につけて椅子に座ります。

まずは足の親指だけを上に反らせます。そうすると足の内側のアーチ部分が引きあがります。

内側アーチが上がっている状態を維持しながら、親指を床にゆっくり下ろします。

親指の先の方の関節(足の第1、第2関節)を曲げないようにしながら、指の付け根部分を下ろすように動かします。

親指が床についたら、次に全ての指を付け根から床に押し付けるようにし、横アーチの部分をドーム状に盛り上げます。

この時も足の先の関節は曲げないようにしましょう。

この運動で足裏にある内在筋や内側アーチ、横アーチを構成する筋肉を刺激する事ができます。

紹介した運動っは足の指の運動の一例ではありますが、やってみると意外と難しいものです。

特に近年では足の機能の衰えが目立ち、足に何かしらの痛みやトラブルがある場合は、細かな足の機能が使えていないケースが多いです。

外反母趾だけでなくその他の足のトラブル予防のためにも、足の運動を日常的に行った方が良いでしょう。

では、最後に今回の内容のまとめをしていきます。

まとめ

外反母趾の原因は靴にもありますが、根本的には足のアーチ機能の破綻です。

足の裏にある内側縦アーチと横アーチの構造が崩れる事により、外反母趾になってしまいます。

内側縦アーチが崩れる事で「扁平足」になり、親指側にかかる負担が減ってしまう事や、横アーチが崩れる事で「開帳足」になり、足の付け根が外に広がってしまうために外反母趾へと移行してしまうのです。

外反母趾予防のためには、足のアーチ構造を保つ事が重要です。

今回ご紹介した足の指のエクササイズを日常的に行うようにして、外反母趾の予防に役立てて下さい。

それでは今回の内容は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

夜に足がつる「こむら返り」の原因と予防法。

夜に足が攣(つ)った経験ありませんか?

足の痛みで目が覚めて、しばらく身動きが取れないなんてすごく嫌な寝起きですよね。

動けるようになっても、しばらくは痛みを引きずってしまうのも本当に嫌になります。

足が攣る事はこむら返りとも言うのですが、こむら返りが起きやすい人には原因があります。

キチンと原因を知って、予防法を実践すれば夜中に足がつるこむら返りは防げます。

今回はこむら返りの原因と予防法について解説しています。

是非、参考にしてみて下さい。

こむら返りの原因

こむら返りとは、筋肉の痙攣(けいれん)の事。

特にふくらはぎになる事が多く、ふくらはぎの筋肉は腓腹筋(ひふくきん)と言うために、腓(こむら)返りと名前が付いたそうです。

このこむら返り、夜に起きたら激しい痛みで目が覚めて、しばらく身動きが取れないくらいの痛みがしばらく続きます。

よく夜に足が攣ってしまうという人の中には週の半分くらい、夜のこむら返りに悩まされているという人もいます。

このこむら返りの原因は、「筋肉の硬さによる血行不良」と「水分不足(ミネラル不足)」が原因となっている事が多いです。

筋肉の硬さによる血行不良

筋肉が硬くなってしまうと、その中を通る血管の動きも悪くなり、結果的に血流も悪くなってしまいます。

高齢になる程、こむら返りが起こりやすくなるのは、身体の柔軟性や筋肉量が低下してしまったからと言えます。

柔軟性の低下による血行不良や筋肉量低下による筋肉疲労が起き、さらに筋肉が硬くなってしまうという悪循環になっているという事です。

水分不足(ミネラル不足 )

身体の中の水分不足でもこむら返りは起こってしまいます。

睡眠中は意外と汗をかいており、自分が思っている以上に水分が失われています。

水分補給が出来ずに、脱水に近い状態になると筋肉を制御している筋紡錘(きんぼうすい)と腱紡錘(けんぼうすい)の働きが悪くなると筋肉が勝手に収縮してしまうという事が起きてしまいます。

こむら返りになってしまう原因は分かりましたか?

次に対処法をみていきましょう。

こむら返りになった時の対処法

こむら返りの対処法はストレッチになります。

筋肉が攣ってしまった場合は、しばらく身動きが取れなくなりますが、少し動けそうであれば攣っている筋肉をゆっくりと伸ばしてあげましょう。

主に起こりやすいふくらはぎの筋肉であれば、つま先を手で握り膝を伸ばします。

そこからアキレス腱を伸ばすように足首から先を手前に引くようにして伸ばしましょう。

身体が硬くて膝が伸びない人は、膝を曲げた状態でつま先を握って足首から先を手前に引くようにした状態から膝を伸ばすようにしましょう。

タオルを足の前側半分に引っ掛けて引っ張る事でもストレッチは出来ますが、夜中の急なこむら返りに準備をしておくのは難しいですね。

太ももの裏の筋肉も比較的に起こりやすい筋肉ですが、この場合は座ってこむら返りした方の脚を前に伸ばし、膝をしっかり伸ばして体の前屈運動をしていきましょう。

手伝ってくれる人が近くにいるのなら仰向けに寝た状態から、攣っている側の足を膝が伸びきったままの状態で上に持ち上げてもらいましょう。

筋肉が攣った状態が過ぎてしまえば、痛い所を優しく揉みほぐしてあげると痛みが和らぐのが早くなりますよ。

しかし、こむら返りは一度起きるとかなり痛みがあり辛いので、やはり予防(足が攣らないようにする事)が大事です。

普段からならないように予防を意識する事の方が大事ですね。

こむら返りの予防法

こむら返りの原因は主に筋肉の硬さと水分不足(ミネラル不足)でしたね。

これらに対処するように予防法を考えてみましょう。

筋肉のケア

筋肉の硬さが原因であれば、常日頃から硬くならないようにケアしておくことが重要です。

ふくらはぎのマッサージやストレッチを普段から行っておく事自体が予防法になります。

ふくらはぎの筋肉を自分で触ってみましょう。

痛い所がなければ理想的な状態ですが、誰しも少しは押したら痛い所があると思います。

押して痛い場所は筋肉の線維がこわばって血流が悪くなっている所です。

その部分を重点的に優しくマッサージしてあげるようにしましょう。

また、筋肉の硬さは運動不足でも生じてしまいます。

ウォーキングを少しするだけでもふくらはぎの筋肉が刺激され脚の血流も良くなります。

ウォーキングする時間がなかなか取れないという人は、つま先立ちをしてストンと踵を落とす運動を意識的に行う事でも、ふくらはぎの筋肉の運動になりますよ。

水分不足(ミネラル不足)の解消

水分不足に対しては寝る前にしっかりと水分補給をするよう心がけましょう。

夜にお酒を飲まれる人は特に水分補給が大事です。

アルコールを分解する時に体内の水分を大量に使用してしまうので、脱水を起こしやすい状態になります。

ミネラル不足もこむら返りの原因になります。

マグネシウムやカルシウムなどは筋肉が収縮したり弛緩(しかん)したりする時に作用します。

マグネシウムは海藻類や豆類に豊富に含まれ、カルシウムは乳製品や小魚類に多く含まれています。

普段の食事にこれらを意識的に取り入れたり、簡単な所ではスポーツドリンクで水分補給する方法もあります。

ただし、スポーツドリンクに頼り過ぎると糖質の取り過ぎになる場合がありますので、飲み過ぎには注意してください。

それでは最後に今回の内容をまとめていきます。

まとめ

夜に足がつる「こむら返り」の原因は大きく2つです。

筋肉の硬さと水分不足によって起こってしまいます。

こむら返りが起こってしまったらしばらく動けなくなりますが、動けるようになったらゆっくりとストレッチを行いましょう。

こむら返りは対処法よりも予防法が大事です。

予防法は筋肉を柔らかく保つためのケアです。

ストレッチやマッサージ、ウォーキングなどでふくらはぎや足の筋肉を刺激してあげましょう。

水分不足対策も重要で、寝る前の水分補給や日ごろの食事にマグネシウム(海藻類や豆類)やカルシウム(乳製品や小魚類)を意識的に取り入れる事も効果的ですよ。

それでは今回の内容は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

首の痛みと手の痺れの原因は頸椎症かも。有効な体操は?

首の痛みや腕から手にかけての痛み、痺れなどが出てしまうのは首の骨である頸椎が問題になっている事が多いです。

首回りのストレッチをしようにも痛くてできない場合や首を動かすと痛みや痺れが出てしまう事も多いでしょう。

首はデリケートな部分なので、変に動かしてしまうと逆に痛めてしまう事もあります。

早く良くしたいのに、首の運動ができずにもどかしさを感じる事もありますよね。

首から来る症状は頸椎以外の背中や腰の背骨の動きを良くしてあげる事でも症状が緩和していく事があります。

今回は頚部以外を動かす事で頸椎部分の負担を減らし、症状を改善していくための運動方法をお伝えします。

首の痛みや手の痺れの原因は?

首の痛みや手の痺れの症状がある場合は「頚椎症」が考えられます。

頸椎症は頸椎という首の骨の変形やその周囲の靭帯や椎間板などの変性によって起こる疾患です。

頸椎症について詳しく知りたい人はコチラの記事を参照ください。
頚椎症の治療法。主な症状や関連する疾患は? (karada-reset.com)

簡単に説明すると、頸椎からは両腕や手の神経が出ているので、この頸椎部分が傷んで神経を傷つけるなどしてしまうと、手の方にまで症状が出現してしまうという事です。

首を上に向けると痛みや痺れが出る場合は「頸椎症」になっている可能性が高いです。

この頸椎症を改善するためにはどんな事をするのが良いのでしょうか?

頸椎症の体操をする上での注意点をみてみましょう。

頚椎症の体操の注意点

頸椎症は頸椎の変性によって起こる事は先ほど説明しました。

注意して欲しい事は「首を動かすと痛みが出てしまう可能性がある」という事です。

基本的には首を上に向けたり、グルグル回したりする運動は症状が出現しやすいのです。

一般の人が自己判断で首の運動をする事は多少リスクがあるわけです。

私たちのような医療関係者の間でも頸椎周辺は非常にデリケートな部分であるため、触れる際には細心の注意を払います。

そんなデリケートな部分を自分で運動する方法はどんな事があるでしょうか?

それは頸椎以外の部分をしっかり動かす事です。

特に胸や背中、腰周りの部分をしっかり動かす事が重要です。

「頸椎が悪いのにその他の部分を動かすってどういう事?」と思うかもしれませんが、一般の人がリスクなく運動するにはそれくらいで良いのです。

体操のポイント首以外の部位

何故、胸や背中や腰の運動が良いのか解説していきます。

まず頸椎症には好発部位といわれる部分があります。

よく変形しやすい部分という事です。

その部分は頸椎が7個ある中での、下の方にあたる6番目と7番目の部分です。

頭を前に倒すと首の付け根付近の骨が出てくると思いますが、その部分が7番目になります。

この部分が何故よく変形を起こしてしまうのかを考えてみると、理由は単純で一番動きやすいからです。

一番動きやすいので、他の部分の動きが悪くなってしまった時に、その代わりにも働いてくれるので、その分負担が大きくなって変形が起こりやすいという事です。

今現在で頸椎症の様な症状がない人は、猫背の姿勢で上を向くのと腰から背中をしっかり起こしてから上を向くのとを比べてみましょう。

上を向いて見える景色が全然違うと思います。

猫背の時にはあまり後ろの方が見えないはずです。

それだけ動きに差があるという事と、首に負担がかかるという事なんです。

背中や腰も動きに参加してくれているとそれだけ首が動く量は少なくて済み、その分頚部にかかる負担も軽くなるというわけですね。

頸椎症は頚部の変性によって起こっている疾患ですが、自分で体操するとなると頚部を動かすのはリスクを伴うので、胸や背中、腰周りの運動を行うのも有効です。

いくつか体操の例を次の項目で紹介します。

頚椎症に効く体操例

肩甲骨の運動

姿勢よく座ります。
この運動をする時は常に顎を引いておくように注意しましょう。

①両腕を肩の高さまで挙げ、両肘同士をつけて90°曲げ、掌は自分の方に向けます。
②両腕を横に開くように広げます。この時掌は外を向くようにします。
③次に背伸びをするように両手を頭の上に挙げて、手の甲がくっつくようにします。

①→②→③→②→①と順番に繰り返して行います。

一つの動作あたり5秒程度キープして次の動作を行いましょう。

体幹の回旋運動

横向きに寝て股関節と膝は軽く曲げて置きます。

頭の後ろに上側の手を当て、肘を後ろに引くように身体を捻ります。

猫背の姿勢になると胸から背中にかけての肋骨の動きが少なくなってしまいます。

この肋骨の動きとその周囲の筋肉の運動です。

腰椎の回旋運動

仰向けに寝て、両腕は大の字のように横に広げます。

股関節と膝を曲げて両膝を立てて置き、横に倒す運動をします。

脚を倒していく際に両腕や背中が浮かないようにしましょう。

四股運動

浅く椅子に腰かけて、両脚は肩幅程度に開き、骨盤を起こします(前傾)。

骨盤から腰骨が起きた状態を保ちながら、徐々に股関節から曲げるように身体を前に倒していきます。

この時に腰や背中が丸くならないようにする事が大事です。

この運動は頭の重みが前にかかってしまうため、症状が出てしまう場合は避けましょう。

また、顎を軽く引いてから行うようにすると痛みなどが出にくいと思います。

いくつか運動方法を紹介しましたが、痛みなく行える運動を行うようにして下さい。

痛みが出る場合は、しばらく待って症状が軽くなってきてから試してみて下さい。

最後にまとめをしていきます。

 

まとめ

首の痛みや手の痺れの症状は「頸椎症」が原因である場合が多いです。

頸椎症は頸椎部分の変形によって起き、頸椎部分には両腕の神経が出てくるので、手の方にまで症状が出てしまうわけです。

頸椎周囲はデリケートな部分であるため、直接的に動かして運動をする場合にはリスクが伴います。

頸椎部分の負担を減らすためには背中や腰の他の背骨の動きを良くしてあげる事が有効です。

いくつか紹介した運動を行って、頸椎に負担がかかり過ぎないようにしていきましょう。

もちろん、今後頚椎症になりたくない人が行っても予防になりますよ。

それでは今回の内容は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

頚椎症の治療法。主な症状や関連する疾患は?

頸椎症は誰にでも起こりうる疾患の一つで、主には首から肩周囲の痛みや張り感などの症状が出ます。

最近はデスクワークでパソコンを使う機会やスマホを長時間使ったりする事で、頚椎症になる可能性は高くなっています。

慢性的な肩こりも頸椎部分に問題がある事も多いです。

今回は頚椎症の治療法や症状についてまとめています。

首や肩こりの悩みがある人は参考にしてみて下さい。

頚椎症とは

頚椎症とは頸椎の変形や周囲組織の変性がきっかけで起こる首から肩にかけての痛みが出てしまう疾患です。

実は頸椎の変形や変性は誰にでも起こるもので、60代以上であれば90%以上が何かしらの変形や変性があると言われています。

特に症状はないけどレントゲンを撮ってみたら、変形している人は意外に多いんですよ。

症状がなければ困る事はないので、一般的には痛みなどの症状があり、頸椎に変形や変性がある人の事を「頚椎症」と診断するようです。

頸椎に変形があっても痛みがない人もいますので、キチンとした対処をする事で、頸椎の変形は治せなくても症状は軽減できるという事です。

頸椎は主に両手の神経が集まっている部分になります。

変形の程度によっては神経を刺激してしまい、手の痺れや脱力感なども症状として出てくる場合があります。

次の項目では頸椎症に関連する疾患を挙げていきます。

頸椎症に関連する疾患

頸椎ヘルニア

頸椎の上下の間には椎間板というクッション材が傷むことで、中の髄核というジェル状の物が後方に飛び出し、神経を刺激してしまう疾患です。

ヘルニアは時間経過とともに徐々に消失していく事が期待されます。

頚部に負担がかからないように過ごしましょう。

頸椎症性神経根症

頸椎の変形によって脊髄神経から両手に分かれた部分の神経を圧迫してしまう事で起こります。

症状はどちらか片側に手に出る事が多く、腕から手にかけての痛みや痺れ、手に力が入りにくいなどの症状が出ます。

頚椎症性脊髄症

頸椎の変形が後方部分に影響し、後ろにある脊髄神経を圧迫してしまっている状態です。

脊髄神経の圧迫に伴い、両手や時には両脚の方にも痛みや痺れ、筋力低下が現れます。

両脚にも症状が出現する場合は、歩行のバランスが不安定となってしまう事もあります。

ヘルニアとの違いは自然に改善が見込めるかで、ヘルニアと違い頸椎の変形した部分が神経の圧迫原因となっているため、症状が進行すると手術を検討しなければなりません。

頚椎症の治療法は

病院で行われている頸椎症の治療法は薬物療法とリハビリが中心になっています。

基本的には自然に経過をみていく中で徐々に症状が軽減していく場合が多いです。

手術になる事はほとんどなく、頸椎症性脊髄症による脊髄症状(下肢の筋力低下や排尿障害など)が出現した場合は手術になる場合があります。

頸椎症では首から肩甲骨回りの筋肉が硬くなってしまっています。

その筋肉をマッサージやストレッチなどでほぐしていく事で痛みが緩和される事が多いのですが、そもそも筋肉が硬くなってしまった原因となる「姿勢の改善」も同時に意識していく必要があります。

頸椎症性神経根症に伴う腕から手にかけての痛みや痺れがある場合は、首を反らす動きや症状がある側へ首を倒す動きは注意しましょう。

これらの動きは神経が圧迫されやすい動きになります。

神経が圧迫され傷んでしまうと神経周りの組織の炎症や神経が少し腫れたような形になり、より刺激を受けやすくなります。

最初のうちはいかに痛み刺激を少なくし、炎症や腫れを改善させるかが重要です。

寝る姿勢で痛みが出る場合は枕の高さを調整しましょう。

痛みが強い場合は、枕を高くしてあげた方が痛みは出にくい事が多いです。

バスタオルなどで高さを増したり、首の下に出来てしまう空いたスペースを埋めてあげるように調整すると楽になる事もありますよ。

頸椎症の治療は、まずは除痛です。

いかに痛みを少なくして生活するかが重要です。

痛みを薬でコントロールしながら、マッサージやストレッチで筋肉をほぐす。

その後は姿勢を改善と背骨全体的な柔軟性や他の関節部分の可動性を高めて、頸椎部分にのみ負担が集中しないような身体作りが必要ですよ。

最後にここまでの内容をまとめます。

 

 

まとめ

頸椎症は頸椎(首の骨)の変形やその周辺組織の変性によって起こる疾患で、誰にでも起こる疾患でもあります。

症状は首から肩周囲の痛みが主ですが、腕や手のしびれを伴う頸椎ヘルニアや頸椎症性神経根症、両脚の方にまで症状が出てしまう頸椎症性脊髄症など関連した疾患もあります。

治療は基本的には保存療法(手術しない)が選択されますが、頸椎症性脊髄症の症状次第では手術が必要な場合もあります。

治療初期の段階は痛みを軽減させる事が先決で、薬やマッサージなどで痛みを軽減させていき、痛みが軽減してきたと同時に姿勢の改善や頚部に負担がかかりにくいように関節の動きを良くする運動などを行っていきます。

それでは今回の内容は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。